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賢い家づくり勉強会 講師のブログ

良い工務店と悪い工務店の見分け方とは(三重県 2019.2.17)

こんにちは。講師の粟津です。
本日は三重県伊勢市で「賢い家づくり勉強会」を行ってきました。
伊勢といえば「伊勢神宮」。参拝したい気持ちはやまやまでしたが、勉強会前の準備もあり今回はお預け。次回こそはと思っています。

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勉強会では建て主にとって「良い」工務店と「悪い」工務店とは?その見分け方について様々な視点からお伝えしています。

 

昨年末「2000年度以降の新築住宅での省エネ義務化」が延期となり、一定レベル以上の省エネ性を備えていない住宅でも売ることが(建てることが)出来る世の中が続きます。また、2009年から気密性は住宅性能の評価項目ではなくなっています。省エネ性能やその実質的な断熱性能を左右する気密の確認は住宅会社ごとの自主性に委ねられています。だからこそ建て主にとって良い工務店を選ぶ必要があるのです。

良い工務店と悪い工務店の見分け方とは 画像2

私が考える「良い工務店」と「悪い工務店」の見分け方を以下に記載します。

建て主にとって「良い」工務店」とは・・・2030年にはスタンダードになるといわれるゼロエネルギーレベルの住宅性能が担保出来るUA値で設計され、施工状態確認として気密測定を実施している。

「悪い工務店」・・・長期優良住宅レベルもしくは長期優良住宅レベルすら「オプション」扱い。当然気密測定は実施していない。

売り手の都合で省エネ性能の低い住宅を提供されてしまう消費者にとっては恐ろしい事態が皆様のまわりでも起きているかもしれません。

 

必要最低限の住宅性能はこのブログでも常々書いていますが、整理すると

・ZEH基準をあたりまえに満たしている

・気密測定が実施されC値は1未満

・構造計算が実施されている

など幾つもの項目があります。

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本日の勉強会でもこれらのお話をさせてもらいましたが、

参加者の方からは「C値測定をしていない工務店さんと話をしている場合はどうしたら良いか」など質問をいただきました。

本音を言えば「元々C値測定をしていない工務店ってどうなんでしょうか?大丈夫ですか?」という思いです。

ただ、どうしてもそこでお家づくりを進めるのであれば最低限C値測定だけは実施してもらうように約束してもらうべきです。

工務店選びの基準は人それぞれですが、家族が安心して健康に末永く暮らせる住まいの最低限の品質というものがあります。

その1つである「気密の確保」を言われなければ実施しない会社の企業姿勢はとても不安です。

 

勉強会では客観的な立場から様々な話をさせてもらっています。

全ての住宅購入者にとって家を建てた後々まで幸せに暮らせる住まいづくりをこれからもお手伝いできればと思っています。

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