コンセプト
住宅に囲まれた、間口の狭いコンパクトな敷地。
この場所でいかに心地よい暮らしを実現するか。アイデアを巡らせます。
室内には、光や風を取り込みやすい" 2階リビング "を採用し、明るく快適な居住空間へ。
LDKから続くのは、庭に代わる大きなインナーテラス。プライバシーも確保されており、家族で多目的に愉しめる空間に。
敷地の利用法にもひと工夫を凝らし、限りあるスペースも合理的に活用。
難しい条件でも快適に暮らせる家が完成しました。
この場所でいかに心地よい暮らしを実現するか。アイデアを巡らせます。
室内には、光や風を取り込みやすい" 2階リビング "を採用し、明るく快適な居住空間へ。
LDKから続くのは、庭に代わる大きなインナーテラス。プライバシーも確保されており、家族で多目的に愉しめる空間に。
敷地の利用法にもひと工夫を凝らし、限りあるスペースも合理的に活用。
難しい条件でも快適に暮らせる家が完成しました。
アイデア
01 コンパクトな敷地でのスペース活用の工夫
前面道路が3m以下と細く、間口の狭いコンパクトな敷地。この条件のもとではスペースの活用のしかたが課題の一つとなりました。
建物を北側に寄せて敷地の南側にできるだけスペースを空け、豊かな光が注ぐ南側から採光を確保する計画とします。
さらに、2階が1階より突き出す形になる「オーバーハング」を採用。駐車スペースをキープしながら、2階の居住空間はより広く確保。" 突き出した部分 "は玄関ポーチの庇としての役割も果たし、自転車などを風雨から守ります。

建物を北側に寄せて敷地の南側にできるだけスペースを空け、豊かな光が注ぐ南側から採光を確保する計画とします。
さらに、2階が1階より突き出す形になる「オーバーハング」を採用。駐車スペースをキープしながら、2階の居住空間はより広く確保。" 突き出した部分 "は玄関ポーチの庇としての役割も果たし、自転車などを風雨から守ります。

02 住宅が近接する場所でも快適、明るい2階リビング
採光取得のしやすい2階に、過ごす時間の長いLDKを配置。南面の連続した大きな窓からは陽光が入りこみ、住宅に囲まれた場所でも明るく居心地の良い空間に。
精度の高いシミュレーションを元に計算されたパッシブデザイン設計が、省エネと快適性の最適解を導き出します。
明るい窓際には作り付けのデスクやベンチに書棚。ピッタリサイズの家具だから空間にムダが出ず、室内もスッキリと。自分たちに"ちょうどいい"が叶います。
精度の高いシミュレーションを元に計算されたパッシブデザイン設計が、省エネと快適性の最適解を導き出します。
明るい窓際には作り付けのデスクやベンチに書棚。ピッタリサイズの家具だから空間にムダが出ず、室内もスッキリと。自分たちに"ちょうどいい"が叶います。
03 家事楽動線
玄関をくぐると"ただいま手洗い"のできる洗面所を経て、ランドリールームへ。
ランドリールームの横には、汚れものも洗いやすいスロップシンク。ランドリーで洗濯した後は、その場に併設された室内干しに。洗濯物を取り入れたら、すぐ隣にあるウォークインクローゼットへ。
合理的な帰宅動線、洗濯動線で、日常をささやかに効率化します。

ランドリールームの横には、汚れものも洗いやすいスロップシンク。ランドリーで洗濯した後は、その場に併設された室内干しに。洗濯物を取り入れたら、すぐ隣にあるウォークインクローゼットへ。
合理的な帰宅動線、洗濯動線で、日常をささやかに効率化します。

パッシブデザイン設計
「パッシブデザイン」とは、冷暖房機器にできるだけ頼らずに、太陽の光や熱・風などの自然エネルギーを利用して快適でエコな家づくりをする設計手法のこと。季節ごとの太陽の日射角度や風の向きを読み、「夏涼しく、冬温かく、風を通し、明るい家」を実現します。
例えば、太陽高度の高い夏の日射は庇や軒で遮り、低くなる冬の陽差しは取り込むことで、冷暖房費を削減。
冬場の晴れた日、[1.6m×2m]の窓の場合、コタツ1台分に相当する熱を室内に取り込むことに。
一年を通して、省エネで快適さが続く暮らしが叶います。

例えば、太陽高度の高い夏の日射は庇や軒で遮り、低くなる冬の陽差しは取り込むことで、冷暖房費を削減。
冬場の晴れた日、[1.6m×2m]の窓の場合、コタツ1台分に相当する熱を室内に取り込むことに。
一年を通して、省エネで快適さが続く暮らしが叶います。

精度の高いシミュレーションに基づく設計
そんな魅力的なパッシブデザイン設計ですが、快適性を担保するには精度の高いシミュレーションが不可欠。建築地によって、光の入り方や隣家によって影が落ちる時間帯、風の向きなどは異なるため、その敷地、周辺環境を詳細に反映させたシミュレーションが必要となります。
季節ごとの室温の変化、一日の内での室温の変化、日射取得率や、影の入り方等を可視化できる、「室温シミュレーション」や「日照シミュレーション」などを使用し、精度の高いデータを算出。そのデータ結果をもとに、建築家が快適な暮らし心地を追求した住まいを設計していきます。
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今回の住宅のケースは、「四方住宅に囲まれており、さらに前面道路は3m以下の狭さ」という難しい敷地環境。

土地の日照においては、ほぼ一日中隣家の影が被り、採光の問題が課題の一つとなりました。

そこで2階リビングを提案し、南面に窓を連続して並べることで採光を十分に確保。日中LDKは明るい自然光に満たされる居心地の良い空間となりました。

下記は無冷房・無暖房時の室温シミュレーション。国の基準と比べ大きく快適性が優れていることが分かります。
季節ごとの室温の変化、一日の内での室温の変化、日射取得率や、影の入り方等を可視化できる、「室温シミュレーション」や「日照シミュレーション」などを使用し、精度の高いデータを算出。そのデータ結果をもとに、建築家が快適な暮らし心地を追求した住まいを設計していきます。
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今回の住宅のケースは、「四方住宅に囲まれており、さらに前面道路は3m以下の狭さ」という難しい敷地環境。

土地の日照においては、ほぼ一日中隣家の影が被り、採光の問題が課題の一つとなりました。

そこで2階リビングを提案し、南面に窓を連続して並べることで採光を十分に確保。日中LDKは明るい自然光に満たされる居心地の良い空間となりました。

下記は無冷房・無暖房時の室温シミュレーション。国の基準と比べ大きく快適性が優れていることが分かります。
建てた直後だけではなく、その先の暮らしを長く見据えるのがVITAの家づくり。
"ずっと続く快適性"を叶える住まいを是非ご体感ください!
"ずっと続く快適性"を叶える住まいを是非ご体感ください!