コンセプト『 多様なふるまいの家 』
深い軒のあるの縁側のある2階建ての住宅です。
この家にはいろいろなスペースがあり、いろいろなふるまいを受け入れることのできる家になっています。
ピアノやヨガ、茶道や菜園、仕事や筋トレなど家族の多様なふるまいを内だけでなく、外でもできるようになっています。コンパクトな家事動線によっても、多様なふるまいをつくりだされます。

見ておくべきポイント1 敷地を活かした配置計画で"暮らし易さ"を呼び込む

見ておくべきポイント1 敷地を活かした配置計画で"暮らし易さ"を呼び込む
・建物を敷地の北東側に配置し、道路側、南側に屋外スペース(庭)をつくる
・建物の南側に縁側を配置し、外と適度な距離感をつくる
・収納を各所に配置し、ものを整理できるスペースをつくる


見ておくべきポイント2 敷地条件に対して建築家の考え
・西面が道路に接道している不整形の敷地→アプローチが決まっている。
・北側は隣家→2階建ての住宅が建っている。計画敷地に対して、大きな窓や庭がある。
・東側は隣家→2階建て住宅が建っている。
・南側は畑→南側は開けたスペース。
・西側は道路→道路には不特定の人の往来があり、不整形の敷地のため、道路から敷地が良く見える。

見ておくべきポイント3 施主の暮らしに対して建築家の考え
<深い軒の縁側>
家の中心部にある深い軒のある縁側は内と外を適度な距離感でつなぎ、家族の多様なふるまいを自由にできるスペースとなっています。
縁側は道路からの視線もコントロールし、雨の日でも外でのふるまいを生み出します。
<一体的なリビング・ダイニング・キッチン・縁側・ワークスペース・シュミスペース>
リビング・ダイニング・キッチン・縁側は一体的に使うことができるようになっています。
ワークスペース・シュミスペースはLDKと一体的なスペースと感じられますが、少し別のスペースのような雰囲気があります。
<各個室>
主寝室、子供室(個室)は2階に配置しています。
子供室は将来的に分割もできるようになっています。
それぞれの室は南側に面しており、常に明るいスペースとなっています。
<洗面、脱衣、外干しスペース>
1階に洗面、脱衣、外干しスペースがあります。脱衣スペースから外干しスペースに出られるようになっ
ているため、洗濯してからコンパクトな動線で干すことができます。
脱衣と洗面は隣接しているため、お風呂上がりにつかうこともできます。
<収納>
まとまった収納としてSCL、FCL、パントリーがあります。
また、それぞれのスペースに収納があります。
<駐車スペース>
2台分の家族用の駐車スペースと駐輪できるスペースがあります。
駐車の配置によって、道路からの視線をコントロールできるようになっています。

パッシブデザイン設計とは

パッシブデザイン設計とは
パッシブデザインとは、機械に頼らずに自然の力を利用する家づくりのことです。自然の力を取り入れることで、省エネルギーな家づくりの実現が可能です。
エアコンなど機械が作り出す暖かさや涼しさではなく、太陽の光、熱、風といった「自然エネルギー」を活用し、快適で居心地のよさを作り出し、夏は涼しく、冬は暖かい家にすることで、省エネ・快適・健康を両立することができる建築設計の考え方と設計手法のことです。R+houseの建築家だからこそ設計できる、パッシブデザインについて構造の段階からも理解できる素敵な住宅を見学できます。