【門真市】スイッチで切り替える暮らし

忙しい現代の家族にとって、家はただの生活の場ではなく、「エネルギーを充電する場所＝基地」としての役割もあります。
外では頑張って働く、でも家ではリラックスしたり、家族との時間を大切にしたり、自分らしく過ごす。
その「外モード」から「家モード」への気持ちの切り替え＝スイッチが、うまく日々を回していくカギだよね、という考えです。 

この家では、そういった「スイッチの切り替え」を促す仕掛けとして、家の中にちょっとした高低差（段差や床の高さ）を意識的に設けています。
たとえば、
エントランスポーチの階段：外から家への入り口。ここで外モードから家モードへの心の切り替えが始まる。
玄関の上框（あがりかまち）：靴を脱ぐ段差も「スイッチ」。
鉄骨階段の下のスキップフロア：目線の高さや空間の切り替えが心の切り替えにもつながる。
ロフト：秘密基地のようなスペース、こどもの遊び場やこもりたいときの場所。
こうした「小さな段差」や「空間の変化」が、自然と気持ちや行動を切り替えてくれる＝暮らしの中のスイッチになっています。