屋外と室内の曖昧な境界が心地よい。開放的な空間と居心地の良いスペースが調和し、家族それぞれが自由に過ごせる理想の住まい。お子様にはくつろぎの場所を、仕事が忙しいご主人にはアウトドアリビングや書斎でリラックスできる空間を。一人ひとりが思い思いに過ごせ、賑やかで活気ある毎日が広がります。家の内と外、上と下を自由に行き来するお子様の姿とともに、特別な思い出ができる家です。
2つの箱が組み合わさったようなフォルムの外観。
ライトアップされた木が映えます。
和室からは庭が見え、落ち着いた空間で目を楽しませてくれます。
広々とした磁器タイル敷きの玄関ホール。
木の天井と内縁がグレーと調和し、心地よいおもてなしの空間に。
来客をもてなすための和室は玄関を入ってすぐ脇に。
この配置によりパブリックなエリアとプライベート空間が分けられています。
オープンキッチンの向かいにテラス。
天井と床は内と外を同じ素材で仕上ることで、境界を曖昧にしています。
建物の一部をくぼませたテラスは、まるで屋内のようです。
夜でも雨の日でも過ごせます。
外にも通じているランドリールーム。
洗濯物は室内でも干したり畳んだりできます。
和室の前に広がる庭は和の風情を感じる空間です。
夜はライトアップされ、また違った雰囲気に。
基本情報
家族構成
夫妻+お子様3人
階数
2階建て
敷地面積
407.68㎡ (123.32坪)
延床面積
162.2㎡ (49.06坪)
0.39W/㎡・K
0.39㎠/㎡
設計した建築家の想い
[内と外をつなげる]
屋外空間と室内をつなぐ多様な中間領域を作りました。テラスや土間を「囲む」、「吹き抜く」、「天井を作る」、「同一素材を使う」といった操作により外から内へとグラデーショナルにつなげています。内外の境界を曖昧にすることでプライバシーを守りながら開放的に暮らすことができます。長野という厳しい自然環境の中で環境と共生しながら楽しく暮らす為には高性能であることと同時に、中間領域の建築による空間の操作もまた必要です。
キッチンとテラスは床と天井を同一素材として内外の境界を曖昧にしています。
テラスの半分は軒下空間とし、快適なアウトドアリビングを実現しています。
玄関ホールを土間とし、濡れ縁のある離れに見立てた和室。
光が降り注ぐ大きな吹き抜け。キャットウォークやホールを介し、家族の気配を感じられます。
勉強したり、遊んだりするのに最適なこもれる場所「ヌック」をあちこちに散りばめました。