南側の道路からの視線を遮るためのウッドフェンスは、門の役割も担っています。
住まいと外部との境目を感じられるよう、上部を繋げ「門をくぐる」というデザインにこだわりました。
エントランスから洗面、トイレ、浴室、そしてリビングへと流れるように、1階はすべて回遊動線で繋がっています。
通路を作らないことで、狭小地でも広いリビングを確保することができました。
吹き抜けの南の窓から明るい陽射しがたっぷり入るリビング。
木のぬくもりがアクセントとなっている木製の格子は、視線が抜けるので、空間の広がりも感じさせてくれています。
ひとつの空間にキッチン・リビング・ダイニングをまとめ、無駄なスペースを省いた大空間。
両面時計はどこにいても見えるようにと目立つ位置に配置しました。
ダイニングの照明はライティングレールを天井に埋め込むことで、模様替えしても使えるようになっています。
造作したキッチン背面の収納は、見せる収納にこだわりました。
汚れてもお掃除が簡単なように、壁はタイルで仕上げています。
キッチンでお料理していてもお子様の様子が確認できる間取り。
スケルトン階段の脇に配置された窓からは、帰宅する家族を確認することもできます。
スケルトン階段や木製の格子を使い視線の抜けを利用することで、コンパクトな吹き抜けでも空間の広がりを感じられるように工夫されています。
奥様のためのDJブース。
幅や奥行き、どのようなものを置きたいのか、何を飾りたいのかなど、細かく仕様打ち合わせを重ね、完全オリジナルのDJブースが出来上がりました。
リモートワークが多い、釣りが趣味のご主人。釣り竿を収納できる趣味部屋を兼ねた約2畳の書斎を作りました。
東側の窓は天付けにすることで、部屋の奥まで光が降りそそぎます。
奥様のDJとご主人のギターで、家族で歌ったり踊ったりして過ごすことのできるセカンドリビングを2階に作りました。
夜はDJブースの間接照明の心地よい明かりが空間を包み込みます。