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注文住宅の基礎知識

愛媛県で注文住宅を建てたい方必見!建築相場や坪単価を知って年収に見合った家づくりをしよう

更新日 2025.10.31 / 公開日 2024.10.26
#マイホーム #一戸建て #新築 #注文住宅 #コスト

いざ「注文住宅を建てる」となっても、「自分の年収であれば、どのくらい理想を詰め込んだ家が建てられるのか」、具体的に把握できる方は少ないのではないでしょうか。資金計画がうまくいかないと、立派な家が建ったとしてもその後の生活やローンの返済が苦しくなることが想定できます。この記事では、愛媛県で注文住宅を建てる方に向けて、建築相場や坪単価、年収を踏まえて建てるべき住宅のコストなどを紹介していきます。愛媛県で注文住宅を検討している方は必見です。

ロープやペット用階段があるリビング
目次

一軒家と豚の貯金箱のイラスト
写真②一軒家と豚の貯金箱のイラスト.jpg 28.07 KB
まずは、愛媛県で建てられている住宅の建築相場と、坪単価を紹介します。
住宅金融支援機構のフラット35利用者調査から、愛媛県の建築相場を見ていきましょう。2024年度愛媛県でフラット35を利用して注文住宅を建てた方の平均建築費は、約3,079万円です。住宅の平均延床面積は約29坪(約98㎡)になっています。

また、2024年度、愛媛県で土地購入を伴って注文住宅を建てた方の平均建築費は、約3,211万円です。住宅の平均延床面積は約32坪(106㎡)となっています。

これらのデータから愛媛県では平均して3,050~3,250万円程度で住宅が建てられていることがわかります。

参考元:住宅金融支援機構|2024年度フラット35利用者調査
愛媛県の2025年における住宅地の公示地価は52,648円/㎡で、坪単価にすると約17.4万円です。愛媛県の平均地価は33年連続で下落しています。一方で松山市や松前町では、住宅地の地価は上昇し、工業地では県全体で平均地価が33年ぶりの上昇となるなど、地価が回復する傾向が見えます。背景として、松山市でのマンション需要の高まりや、松山駅周辺の再開発などが理由となって住宅地の平均値を押し上げました。また松山市の地価の上昇や、建築費高騰を受けて、比較的地価の低い近隣自治体で住宅を求める方も増えています。以下は、愛媛県の坪単価の高い地域をピックアップしたものです。土地探しの参考にしてください。

所在地 坪単価(㎡単価) 最寄駅・距離
松山市持田町4丁目 796,694円(241,000円/㎡) 警察署前・500m
松山市岩崎町1丁目 657,851円(199,000円/㎡) 道後公園・400m
松山市緑町2丁目 558,678円(169,000円/㎡) 鉄砲町・190m
松山市南江戸1丁目 492,562円(149,000円/㎡) 松山・380m
松山市居相6丁目 357,025円(108,000円/㎡) 市坪・2,200m
伊予郡松前町大字筒井字中須賀 262,810円(79,500円/㎡) 松前・700m
今治市南大門町3丁目 222,479円(67,300円/㎡) 今治・500m
宇和島市愛宕町2丁目 219,835円(66,500円/㎡) 宇和島・1,200m
新居浜市河内町乙 216,198円(65,400円/㎡) 新居浜・2,400m


参考元:国土交通省|不動産情報ライブラリ

>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!

年収の文字と現金が入った封筒
写真③年収の文字と現金が入った封筒.jpg 32.4 KB
住宅金融支援機構が実施した2024年度の「フラット35利用者調査」によると、愛媛県で注文住宅を建てた方の平均世帯年収は約541万円で、全国平均は約652万円。土地付注文住宅を建てた方の平均世帯年収は約670万円で、全国平均は約729万円でした。これらを踏まえて年収に合った家づくりについて考えましょう。

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査結果 2024年度集計表

ローンの書類と電卓とお金
写真④ローンの書類と電卓とお金.jpg 75.9 KB
「人生で一番大きな買い物」といわれる住宅の購入。年収に見合ったコストの住宅を選び、毎月返せる金額を設定することが大切です。ここでは、年収を踏まえて建てるべき住宅のコストと、ローンの月々の返済額について紹介していきます。
住宅金融支援機構が実施した2024年度の愛媛県のデータを見ていきましょう。

注文住宅 土地付注文住宅
年齢 51.3歳 43.1歳
世帯年収 約541万円 約670万円
建築費 約3,079万円 約3,211万円
土地代 0円 約1,113万円
手持ち金 約395万円 約227万円
機構からの借入金額 約2,563万円 約3,764万円
月々の返済額 約10万円 約13万円
総返済負担率 23.6% 25.9%


一般的に住宅購入の場合、かける費用は年収の5~7倍が相場といわれています。フラット35利用者調査によると、2024年度に愛媛県で注文住宅を建てた人は、平均で年収の6.2倍を住宅購入に費やしているとされています。また、土地付注文住宅の購入に費やした金額は、平均で年収の7.1倍です。前述した世帯年収平均から計算すると、注文住宅は541万円の6.2倍で約3,354万円、土地付注文住宅は670万円の7.1倍で約4,757万円になります。

近年では、若年層の住宅ローン残高が増加傾向にあります。背景には、住宅価格の高騰に加え、若者の意識が変化したことで、かつてに比べて若いうちから住宅を購入する人が増えていることが理由として考えられます。低金利やローン手数料の低下を受け、頭金なしで住宅ローンを借りたり、ペアローンを利用して多額の資金調達を行ったりする人も増えています。

以下は、年収倍率から見た住宅予算を表にしたものです。自分の年収に合った予算を組んでみましょう。

年収 年収倍率5倍 年収倍率6倍 年収倍率7倍 年収倍率8倍
400万円 2,000万円 2,400万円 2,800万円 3,200万円
500万円 2,500万円 3,000万円 3,500万円 4,000万円
600万円 3,000万円 3,600万円 4,200万円 4,800万円
700万円 3,500万円 4,200万円 4,900万円 5,600万円
800万円 4,000万円 4,800万円 5,600万円 6,400万円
900万円 4,500万円 5,400万円 6,300万円 7,200万円
1,000万円 5,000万円 6,000万円 7,000万円 8,000万円


参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査結果 2024年度集計表

>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
年収に見合ったローンの月々の返済額を知るためには、総返済負担率を参考にしましょう。総返済負担率とは、「年収に占める年間の返済額の割合」のこと。フラット35では総返済負担率を、「年収400万円未満ならば30%以下、年収400万円以上なら35%以下」と定めています。「この金額を毎月払い続けられるのか」と不安になったら、総返済負担率を計算してみると良いでしょう。

住宅とお金のことを考える夫婦
写真⑤住宅とお金のことを考える夫婦.jpg 50.13 KB
諸経費とは、土地購入費や住宅建築費とは別にかかる費用のこと。家づくりにおける資金計画を建てる際は、この「諸経費」も忘れてはなりません。諸経費は一般的に、総額の10〜12%とされています。具体的には、住宅購入費用が3,500万円の場合、350~420万円が諸経費の目安になるでしょう。主な諸経費には以下のようなものがあります。

【土地関連】
・仲介手数料
・売買契約書印紙税
・登記費用
・固定資産税
【建物関連】
・地盤調査費用
・建築確認申請費用
・設計監理料
・不動産取得税
・登記費用
・工事請負契約書の印紙税
・建築確認の申請費用
・上下水道ガス引込費用
・司法書士報酬
・地鎮祭、上棟式の費用
【住宅ローン関連】
・印紙税
・ローン保証料
・団体信用生命保険料
・火災、地震保険料
・登録免許税(抵当権設定登記)
・司法書士報酬
・ローンの手数料や利息
【その他】
・引越し費用
・家具、家電購入費用

参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査結果 2024年度集計表

>>参考コラム:注文住宅の購入には諸費用がかかる!項目や費用の目安を知っておこう
>>参考コラム:住宅ローンにかかる諸費用はいくらくらい?種類や節約方法も解説

図面の上で話し合う人
写真⑥図面の上で話し合う人.jpg 46.46 KB
家を建てる際は、予算をかけるところとそれ以外のところのメリハリをつけることが大事です。ここでは、家づくりにおいてコストを抑えるポイントを紹介していきます。
床面積を小さくすることで、工事の手間や材料が少なく済み、建築費の節約につながります。例えば、長方形で検討していた床面積の角を削るだけでも数十万円単位で差が出る場合もあるのです。斜めにカットした部分にはバルコニーを設置するなど他の使い方ができます。「家が狭くなるのでは」と心配な方もいるかもしれませんが、廊下をなくしたり窓を大きくしたりして部屋を広く見せる工夫はいくらでも可能です。
家の形に凸凹があると、外壁の設置作業や内部構造が複雑になるため、シンプルな形の住宅よりも建築費が高くなります。一階と二階部分の壁の位置が同じ「総二階」がコストカットに効果的です。一階と二階部分の壁や柱の位置が同じであれば、耐震性も高くなります。
ドアや壁が多いとその分、工事費や材料費がかかります。特に将来使う予定の子供部屋をドアや壁で細かく分けるパターンが多いのですが、カーテンなどで仕切ることで大幅なコストカットが見込めるでしょう。これは収納にも同じことがいえます。収納を減らすことも工事費や材料費の節約になり、コストカットを実現できるでしょう。
不要な窓を減らすことも、家づくりにおいてコストカットを実現するポイントの一つ。不要な窓があると家の断熱性能にも影響を及ぼすので、適切な箇所に適切な数の窓を設けるよう計画を立てましょう。
せっかく建てる注文住宅。あれこれとオプションをつけすぎて予算オーバーになるのはよくある話です。実際住んでみたら、「標準装備で良かった」というケースもあるため、最初は最低限のオプションを選択して、必要になったら取り入れていくと良いでしょう。

>>参考コラム:注文住宅のこだわりを予算内で叶えるには?優先順位や失敗事例をご紹介
愛媛県では、日本三大悪風と呼ばれる「やまじ風」が吹くことがあります。これは大洲盆地と伊予灘の大きな気温差によって発生するとされており、1945年の枕崎台風や1951年のルース台風のときにやまじ風が地域に大きな被害をもたらしました。

R+houseでは、耐震等級3に加え、耐風等級2を満たした住宅を提供しています。また、壁と床が一体化した「面」で建物を支える「耐震パネル工法」を採用することで、地震にはもちろん、風にも優れた耐性を発揮。地震や風への不安がある方は、是非一度R+houseへご相談ください。

参考元:松山地方気象台|愛媛県の気象特性について

>>参考コラム:耐震等級が高い住宅のメリットとは?地震対策の3つの工法についても紹介

白一色の外壁にくり抜かれた木目がアクセントの外観
写真⑦静岡県_白一色の外壁にくり抜かれた木目がアクセントの外観.jpg 285.63 KB
注文住宅を建てる際は、自分たちの理想を叶えつつも、無理なく返せる資金計画を立てる必要があります。多くの受注棟数をもつR+houseネットワークの工務店では、無理や無駄のない家づくりによって、高品質な住宅を手の届く価格で提供しています。愛媛県で注文住宅を検討している方は、是非お任せください。

>>愛媛県で高品質な注文住宅を手の届く価格で!R+houseネットワークのコストのしくみについてはこちら

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