新潟県の建築相場・坪単価
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写真②図面の上に置かれた住宅模型と計算機とお金.jpg 90.92 KB注文住宅を建てる際、建築相場とその土地の坪単価は資金計画を立てるうえで重要な要素です。
 
新潟県における注文住宅の建築相場
注文住宅を建てる際は、まずは建築相場を知ることから始めると、イメージがより深まります。
住宅金融支援機構が行った調査によると、2024年度に住宅ローンのフラット35を利用して土地付き注文住宅を建てた方の建築費と敷地面積、住宅面積の平均は以下の通りでした。
|  | 敷地面積の平均 | 住宅面積の平均 | 建築費の平均 | 
| 全国 | 約76坪(251.2㎡) | 約34坪(111.1㎡) | 約3,512万円 | 
| 北陸 | 約78坪(257.5㎡) | 約34坪(110.8㎡) | 約3,220万円 | 
| 新潟県 | 約75坪(248.2㎡) | 約32坪(107.1㎡) | 約3,501万円 | 
ただ、敷地面積と住宅面積は全国平均・北陸地方の平均を下回っています。新潟県に土地付き注文住宅を建てる場合は、敷地面積・住宅面積ともにコンパクトになる可能性があるでしょう。
また、注文住宅を建てるには構造別の工事費用も把握しておくと、より資金計画の参考になります。国税庁が発表したデータによると、2024年における構造別の工事費は以下の通りでした。
|  | 木造 | 鉄筋コンクリート造 | 鉄骨造 | 
| 全国平均 | 約68万円 (約21万円/㎡) | 約100万円 (約30万円/㎡) | 約97万円 (約29万円/㎡) | 
| 新潟県 | 約75万円 (23万円/㎡) | 約100万円 (約30万円/㎡) | 約97万円 (約29万円/㎡) | 
※千円単位で四捨五入
新潟県と全国平均を比較すると、木造住宅の場合は工事費が若干高額になる傾向があります。また、注文住宅を建てるには、建築費と土地代以外に諸費用が必要です。諸費用は印紙税や登記費用などが含まれます。諸費用の目安は、建築費・土地代の総額の約10~12%前後が相場とされているので、予算を組む際には漏れないように注意しましょう。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2024年度集計表参考元:国税庁|地域別・構造別の工事費用表(1㎡当たり)【令和6年分用】>>参考コラム:注文住宅の購入には諸費用がかかる!項目や費用の目安を知っておこう
新潟県主要エリアの坪単価
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写真③空地と電卓-min.jpg 78.98 KBここからは、新潟県の主要エリアの坪単価をご紹介します。
 
4つの市の坪単価
新潟県の中でも「土地区画整理事業面積率」が高い4つの市に着目してみましょう。これから公共施設の整備と宅地利用がますます期待される長岡市・十日町市・糸魚川市・新潟市と、新潟県の2025(令和7)年公示地価の平均坪単価をまとめました。
|  | 土地区画整理事業面積率 | 平均坪単価 | 
| 長岡市 | 35.5% | 約15.3万円 (約4.6万円/㎡) | 
| 十日町市 | 22.3% | 約8.6万円 (約2.6万円/㎡) | 
| 糸魚川市 | 21.9% | 約10.8万円 (約3.3万円/㎡) | 
| 新潟市 | 20.3% | 約24.1万円 (約7.2万円/㎡) | 
| 新潟県 | 18.2% | 約15万円 (約4.5万円/㎡) | 
今回は4つの市を取り上げて平均坪単価をご紹介しましたが、同じ市内でも駅から遠いか近いかなど周辺環境によって価格は変動します。土地を選ぶ際には、その土地の今後の展望まで頭に入れておくと、より良い家づくりが進められるでしょう。
新潟市で平均坪単価が高い区
住宅ローンの組み方と月々の返済額の考え方は?
 写真④住宅ローンに悩む男性とお金、通帳、電卓のイラスト-min.jpg 82.58 KB
写真④住宅ローンに悩む男性とお金、通帳、電卓のイラスト-min.jpg 82.58 KB注文住宅を建てる際にかかる費用は、簡単に捻出できるような額ではありません。そのため、住宅ローンの利用を考える方も多いのではないでしょうか。そこでここからは、住宅ローンの組み方と月々の返済額の考え方についてご紹介します。
 
毎月どれくらい返済できるかで考える
無理のない借入計画を立てるなら、「この家を建てるならどれくらい借入が必要か」ではなく、「どれくらい返済できるのか」を基準にして資金計画を立ててみるのがおすすめです。家を建てて住み始めると、住宅の維持費や固定資産税などランニングコストがかかります。そのため、返済できる額は住み始めてからの諸費用を考慮したうえで考えるのがポイントです。
年収から考える借入金額の目安
新潟県で注文住宅を建てるなら外せないポイントとコストの抑え方
 写真⑤コストダウンの単語と下降する矢印と棒グラフ-min.jpg 86.64 KB
写真⑤コストダウンの単語と下降する矢印と棒グラフ-min.jpg 86.64 KB新潟県で注文住宅を建てるなら、その土地ごとに外せない家づくりのポイントを知っておくことも大切です。ここからは、コストを抑えながら新潟県の家づくりで外せないポイントを3つご紹介します。
 
冬の積雪対策はマスト
新潟県は北陸の積雪が多い土地です。
より雪深い地域では積雪対策を、そうでなくても寒暖差に備えた対策をしておくことが必要です。R+houseネットワークの工務店は高断熱高気密の家づくりを得意としています。高断熱高気密を叶えることは、快適な温熱環境をデザインするだけでなく、光熱費を抑えた「コストパフォーマンスが高い」生活を叶えることにつながります。家づくりをする際には、工務店選びから実現できる住宅性能という点にも目を向けるのがおすすめです。
>>参考コラム:注文住宅を高断熱・高気密にするメリットとは?快適な家づくりを徹底解説!
部屋干しスペースはコストダウンを叶えるカギ
2階建て以上の家を想定すると、ついつい設置したくなるのがバルコニーです。バルコニーは防水工事や雨どいなどさまざまな工事が必要なため、実はなくすことで大きなコストダウンに。新潟県は湿度が高めで、かつ積雪も懸念されるため、家を建てるならバルコニーではなく部屋干しスペースを検討してみてください。
収納スペースを広くとることで衣類の収納上手・資金の節約上手に
新潟県は季節の変化が大きいため、衣類や荷物が増えがちです。大きな収納スペースや、ガレージ直結の収納スペースを設けることで、生活の利便性も上がります。また、収納スペースを広く・多くとることや、廊下などを無くして間取りをシンプルにすることはコストダウンにもつながります。資金節約という点でも、検討してみるのがおすすめです。
新潟県で注文住宅を賢く建てるならR+houseネットワークの工務店へ