【西尾市】住宅・医療費・子育てに対する支援制度
写真②支援の文字パネル-min.jpg 70.84 KB まずは、西尾市の主な補助金・助成金制度を一覧でまとめました。
住宅や設備に関わる補助金 |
・西尾市三世代同居対応住宅支援事業補助金 ・西尾市住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金 など |
医療費の助成 |
・西尾市一般不妊治療費等助成制度 ・子ども医療 など |
出産・子育てに関する支援制度 |
・出産・子育て応援給付金 ・西尾市妊産婦等タクシー料金助成事業 ・にしおハピサポ祝い金(出産祝い金) ・児童手当 など |
西尾市は、三世代同居対応住宅支援事業補助金や住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金など、住宅に関連した支援事業を行っています。また、西尾市では子育て支援を充実させる取り組みを行っており、2025年には西尾市こども計画が策定されました。2020年に策定された西尾市子ども・子育て支援計画を引き継ぎ、子どもや若者に向けてより手厚い支援施策を進めていく計画です。
そのため、子どもの医療費助成や出産・子育てに関連した支援も充実。社会全体で子どもや若者を育てる体制を推進しており、子育て世帯には魅力的な街となっています。
地域に根差したR+houseネットワークの工務店では、家づくりを考えているエリアで活用できる補助金などの相談も可能です。家づくり相談会や、個別相談会といったイベントへお気軽にお越しください。
ここからは、補助金・助成金の詳細について見ていきましょう。要件や対象、申請方法までわかりやすくお伝えします。なお、ご紹介する内容は、2025年7月時点の情報です。
参考元:西尾市|西尾市こども計画
【西尾市】住宅や設備に関わる補助金
写真③クリップスタンドにつけた白い紙に補助金の文字-min.jpg 30.84 KB 家づくりをした場合の住宅ローン控除については、知っている方も多いでしょう。住宅ローン控除とは、高性能住宅のローン残高に応じた金額が、所得税の中から控除される制度のこと。既存の高性能住宅を購入した場合も控除されるため、活用しましょう。
ここからは、西尾市の住宅や設備に関連する補助金の詳細についてまとめています。住宅を建てるときの参考にしてください。
参考元:国土交通省|住宅ローン減税
西尾市三世代同居対応住宅支援事業補助金
西尾市では、三世代同居に対応している住宅の新築・改修費用の一部を補助しています。これは、家族で支え合うことで子育て・介護の負担軽減を図ることを目的としたもの。同一敷地内だけでなく、隣接敷地内での同居も対象となります。
主な要件 |
・賃貸住宅を除く、個人が所有する一戸建て住宅(※併用住宅の場合…2分の1以上が住宅である) ・三世代同居のために行う新築、増築、改築、リフォーム工事 ・親世帯または子世帯が1年以上継続して市内に住んでいる ・親世帯と子世帯が直近1年間同居していない ・子世帯全員が親世帯と5年以上同居する ・親世帯と子世帯の全員が、三世代同居の補助をこれまでに受けていない など |
補助金額 |
工事費の2分の1を限度として30万円 |
申請方法 |
・工事着工前に都市整備部建築課に認定申請をする ・三世代同居開始1年以内に交付申請兼完了実績報告と補助金の請求を行う |
なお、家具の購入・設置費用は対象外となります。募集戸数が年度により決められており、2025年度は25戸です。残り戸数は西尾市にご確認ください。
注意点として、工事の着手ができるのは、認定申請・交付決定後となります。期間を間違えると、補助金が受けられないため注意しましょう。必要書類をそろえれば、市役所に行かずとも電子申請システムから申請ができるため、便利です。
この補助金を受けることで一定期間、フラット35の借入金利が引き下げられる制度の一部を満たすことができます。また、三世代同居対応住宅を新築した場合は、固定資産税が減額される可能性も。かしこい家づくりのために、西尾市や住宅金融支援機構に詳細を確認し、適用される制度を把握しておきましょう。
参考元:西尾市|西尾市三世代同居対応住宅支援事業補助金参考元:国土交通省|新築住宅に係る税額の減額措置
西尾市住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金
太陽光発電などの地球温暖化対策設備を設置したときに交付される補助金です。対象となる設備と補助金額は、以下の通りです。
主な要件 |
・居住する市内の住宅に、西尾市が定める補助対象設備を設置、あるいは補助対象設備が設置されている建売住宅を購入 ・市税に滞納がない |
補助金額 |
・家庭用エネルギー管理システム(HEMS)/1万円 ・家庭用燃料電池システム(エネファーム)/5万円 ・定置用リチウムイオン蓄電システム/8万円 ・電気自動車等充給電設備/5万円 ・住宅用太陽光発電施設、HEMS、定置用リチウムイオン蓄電システムを同時に設置/12万円 ・住宅用太陽光発電施設、HEMS、電気自動車等充給電設備を同時に設置/9万円 ※補助金額が補助対象事業費の3分の1を上回る場合/補助対象事業費の3分の1 |
申請方法 |
申請書類を市環境部環境保全課へ提出 ※郵送不可 |
2025年度は、予算の範囲内で先着順の受付となっています。補助金の予算残額は、西尾市公式サイトで確認できます。
参考元:西尾市|西尾市住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金>>参考コラム:西尾市で建てる注文住宅の建築相場と坪単価まとめ!自分の年収でできる家づくり
【西尾市】医療費の助成
写真⑤熱で休む4歳の子供 .jpg 71.13 KB 次に、西尾市の医療費についてチェックしていきましょう。ここでは、一般不妊治療費と子どもの医療費の助成、2つの制度についてお伝えします。
西尾市一般不妊治療費等助成制度
不妊治療にかかった費用の一部を助成する支援制度です。2022年4月から、要件を満たす方を対象に不妊治療が保険適用されました。
西尾市一般不妊治療費等助成制度は、下記の対象要件すべてを満たす方に対し、保険適用分の不妊治療費をさらに助成するしくみです。
対象 |
・医師に一般不妊治療の必要性が認められており、夫婦ともに国民健康保険、社会保険などに加入している ・夫婦ともに、またはどちらかが住民票を置いている(事実婚を含む) ・治療開始日の女性の年齢が43歳未満 |
助成対象 |
不妊検査・一般不妊治療・人工授精の保険適用分 |
助成期間 |
助成開始日から連続した2年間 |
補助金額 |
自己負担額の2分の1 ※上限は年間5万円 |
申請方法 |
申請書兼請求書などの必要書類を西尾市保健センターへ提出 |
2年間の継続が可能ですが、申請は年度ごとに1回必要です。他の市町村で助成を受けていた場合は、その期間も含めた2年間が対象となります。
1年間で受けた治療費は、終了後6ヶ月以内に申請しましょう。治療を終了して継続予定がない場合などは、期限内であれば1年を待たずに申請できます。受付場所が、市役所ではなく西尾市保健センターとなるため注意しましょう。
西尾市では、愛知県 不妊・不育専門相談センターの専門医師・カウンセラーによる相談も利用可能。不妊・不育に関する悩みを無料で相談できます。
参考元:西尾市|不妊治療費助成参考元:西尾市|西尾市一般不妊治療費等助成制度参考元:西尾市|不妊・不育に関する専門相談参考元:愛知県 不妊・不育専門相談センター
子ども医療
西尾市は、子どもを対象とした医療費の助成も行っています。中学生までと高校生世代では、支給対象・支給方法が異なるため確認しておきましょう。
【中学生まで】
対象 |
西尾市に住民登録があり、 かつ健康保険に加入している中学3年生(15歳年度末)までの方 |
支給対象 |
入院・通院にかかる保険診療分医療費の自己負担額 |
支給方法 |
医療機関の窓口に保険証と子ども医療費受給者証を提示 |
【高校生世代】
対象 |
西尾市に住民登録があり、 かつ健康保険に加入している高校生世代(15歳年度末翌日から18歳年度末まで)の方 ※仕事や結婚をしていても助成対象 |
支給対象 |
入院にかかる保険診療分医療費の自己負担額 |
支給方法 |
医療機関の窓口で医療費を支払い、あとから市役所や支所で払い戻しを申請 |
中学生までは入院費・通院費、高校生世代は入院費が助成されます。いずれの場合も、入院の際にかかる食事代や差額ベッド代などは支給対象外です。
中学生までが対象の子ども医療費受給者証は、市役所への申請により交付されます。なお、中学生までの子どもが愛知県外の医療機関を受診する場合は、子ども医療費受給者証が使えません。医療費を支払ったあとに、市役所・支所で払い戻しの申請をしましょう。
参考元:西尾市|子ども医療(中学生までの方)参考元:西尾市|子ども医療(高校生世代の方)
【西尾市】出産・子育てに関する支援制度
写真⑥子育て支援のイメージ-min.jpg 86.67 KB 「こどもが真ん中にいるまち」という理念を掲げている西尾市には、出産・子育て応援給付金や児童手当などの支援制度があります。子育て世帯に嬉しい取り組みの特徴をご紹介します。
妊婦支援給付金
子育て世帯や妊娠中の方が安心して過ごせるように始まった経済的負担軽減の支援のひとつが、妊婦支援給付金です。
妊娠届出時と出産後に、それぞれ給付金が受け取れます。
対象 |
妊娠中の方 |
支給金額 |
【1回目】妊娠届出時/5万円 【2回目】胎児の数の届出時/5万円×妊娠している子どもの数 ※届出後の流産なども対象 |
申請方法 |
妊娠届出時(1回目)とこんにちは赤ちゃん訪問時(2回目)に配布される申請書を提出 |
つまり、第1子を妊娠出産した場合は、妊娠届出時と出産後に合わせて10万円の支援金がもらえることになります。
なお、2025年3月31日までに妊娠の届出をして旧制度の出産・子育て応援給付金で西尾プレママ祝い金を支給され、4月以降に出産した方は2回目の妊婦支援給付金の対象となります。
参考元:西尾市│妊婦のための支援給付参考元:西尾市│妊娠・出産・子育てを応援します
西尾市妊産婦等タクシー料金助成事業
妊婦健診の受診の際に、妊産婦の方を対象にタクシー料金の一部を助成する制度です。この制度の申請期間は、2026年3月末までとなっています。
対象 |
・母子健康手帳を交付された妊娠中の方 ・出産後2ヶ月までの方 ・西尾市の産後ケア事業を利用する方 |
助成金額 |
下記の目的で利用したタクシー料金に対し、上限5,000円を助成 ※妊娠から出産後1年以内の期間の合計額
・妊娠中から出産後2ヶ月までの妊産婦の医療機関の受診、入退院 ・医療機関などで行われる妊娠中の母親教室などの受講 ・出生後2ヶ月までの子どもの医療機関の受診 ・西尾市の産後ケア事業の利用 |
申請方法 |
必要書類を西尾市保健センターへ提出 |
参考元:西尾市|西尾市妊産婦等タクシー料金助成事業
にしおハピサポ祝い金(出産祝い金)
多子を育てる世帯への経済的な支援のための、西尾市独自の出産祝い金制度です。
対象 |
2025年4月以降に出生した第2子以降の子どもを養育している方 |
支給金額 |
第2子/3万円 第3子以降/5万円 ※第2子・3子以降のカウントは、22歳年度末までの子どもを含める |
申請方法 |
出生届を提出後に市役所窓口で申請 ※子どもの出生後1年以内 |
参考元:西尾市|にしおハピサポ祝い金(出産祝い金)
児童手当
中学校卒業までの児童を養育している方を対象としていた児童手当ですが、制度改正により、2024年10月1日以降は支給対象年齢が拡大されました。また、所得制限がなくなり、第3子以降の支給額が増額されたなどの変更もあるため、制度改正の内容をチェックしておきましょう。
対象 |
高校生世代(18歳年度末)までの児童を養育している方 ※所得制限なし |
手当額 |
【第1子・第2子の場合】 ・3歳未満/1.5万円 ・3歳から高校生世代/1万円 【第3子以降】 ・3歳未満から高校生世代/3万円 ※第3子以降のカウントは、22歳年度末までの大学生相当の子どもを含める(養育している場合のみが対象) |
申請方法 |
マイナンバーカードや請求者名義の通帳を持参し市役所窓口で申請 ※申請した翌月から支給開始 |
参考元:西尾市|児童手当参考元:西尾市|令和6年度児童手当制度改正
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写真⑦三重県_取っ手がアイアンで扉が木目のキッチン-min (1).jpg 414.9 KB 西尾市には、住宅を建てるときや地球温暖化対策設備を設置するときに役立つ補助金制度があります。また、不妊治療費や子どもの医療費を助成するなど、さまざまな負担を軽くするサービスも整った地域といえるでしょう。
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