岡崎市の特徴
写真②岡崎市の町並みと名鉄電車の風景.jpg 130.95 KB愛知県岡崎市は愛知県中央に位置しており、名古屋市から約35kmの距離にある、県内で3番目に規模の大きな自治体です。徳川家康生誕の地である岡崎城跡や、桜の名所である岡崎公園などがあり、歴史情緒にあふれ、観光客も多い街。市内には国道1号線が横断し、南北には蒲郡市、岐阜市につながる国道248号線が、また国道473号線が縦貫しています。JR東海道本線が2駅、名鉄名古屋本線が9駅、愛知環状鉄道が6駅、バスは50路線あり、公共交通機関も充実しています。年間平均気温は16℃と温暖で、積雪はほとんどなく住みやすい気候です。三世帯同居や近居が多い街であり、家を建てて暮らすのにおすすめな街と言えるでしょう。
参考元:岡崎市|市政 岡崎市の概要>>参考コラム:岡崎市の住みやすさについて解説!交通アクセスが良好なエリアに家を建てる際のポイントもご紹介
岡崎市で受けられる住宅関連の補助金制度とは?
写真③補助金を受け取るビジネスマン.jpg 94.64 KBここからは岡崎市に住む方にはどのような補助金があるのか、住宅関連の支援を解説してみましょう。
岡崎市産材住宅建設事業費補助金
岡崎市産材住宅建設事業費補助金は、市内で伐採された岡崎市産材を使用して自らの居住用一戸建て住宅を新築、増築、改築などをする場合、市から補助金を受け取れる制度です。この制度では岡崎市産材を施主へ斡旋した建築業者にも、報奨金が交付されます。交付金額や条件は以下の表のとおりです。さらにこの補助事業を利用する方は、住宅ローンフラット35地域連携型の借入金利を一定期間引き下げる制度も利用できます。
ただし、ウッドデッキや外壁、木塀などの屋外の木材使用は補助金の対象外となることや、岡崎市産材を使用する部分の工事着手14日前までの申請が必要になるなど注意点もあるため、概要をしっかりとチェックするのがおすすめです。岡崎の材木で家を建てたい方は、利用してみてください。
施主への補助金額
令和7年度 岡崎市地球温暖化対策設備設置費補助金
岡崎市ではゼロカーボンシティの実現に向けて、地球温暖化対策となる設備を設置した市民へ、その費用の一部を補助金として交付しています。重点対策加速化事業の補助メニューについては、令和7年6月9日より受付が開始されています(2025年6月4日時点)。 補助金の交付申請の受付は、予算の範囲内において先着順で行われ、予算の範囲を超える場合は受付が停止されます。補助対象は申請者が住む市内の戸建て住宅に対象設備を設置しようとする方で、他にいくつかの要件があります。補助対象となるのは、住宅用太陽光発電設備、住宅用蓄電システム、電気自動車等充給電システム、太陽熱利用システム、ZEH住宅などです。設置しようとする設備によって補助金額は異なり、1万6000~最大63万円となっています。また対象設備の工事に着工する21日前までに交付申請書の提出が必要なため、見落としがないよう気をつけましょう。メールによる申請書類一式の事前確認も行っていますので、申請書の書き方や必要な添付書類が分からない方は利用してみるのもおすすめです。ただし、事前確認はメール受信から1週間程度かかるので、利用する場合はギリギリにならないよう注意が必要です。
参考元:岡崎市|令和7年度 岡崎市地球温暖化対策設備設置費補助金>>参考コラム:ZEHとは?ZEH注文住宅のメリット・デメリットや制度も詳しく解説
愛知県移住支援事業・マッチング支援事業
東京23区に在住、または東京圏から東京23区内に通勤していた方で、岡崎市にUターンやIターンを希望する方は、「愛知県移住支援事業・マッチング支援事業」が利用できます。利用にはさまざまな条件があり、岡崎市に転入して一年以内であること、補助金の申請から5年以上は岡崎市に継続して居住する意思があることなどです。また、愛知県が選定した求人にて就業する、岡崎市でテレワークをする、あいちスタートアップ創業支援事業費補助金を受けて起業する、などの就労も要件のひとつ。交付される金額は以下のとおりです。申請は、2025年9月30日までですが、予算の都合で補助が受けられないこともあるので、申請を考えている方は必ず岡崎市商工労政課に問い合わせましょう。
2人以上の世帯 |
100万円 ※18歳未満の世帯員がいる場合、18歳未満の方1人につき100万円加算 |
単身世帯の方 |
60万円 |
参考元:岡崎市|愛知県移住支援事業・マッチング支援事業
岡崎市で受けられる医療費に関する補助金とは?
写真①医療費助成制度-min.jpg 91.26 KBここからは岡崎市で受けられる医療費の補助金や支援制度について解説します。
子ども医療費助成
岡崎市では岡崎市内に住む中学校卒業前までの子どもの医療費を助成しています。利用するには子どもの氏名が記載されている健康保険証と、保護者のマイナンバーカードもしくは通知カード、届出をする方の本人確認書類を持参して、市の医療助成室で手続きをしましょう。また受給者証は後日郵送になりますが、支所や電子での申請も可能です。(電子申請には保護者のマイナンバーカードが必要)
助成内容は保険診療を対象として、医療費の一部負担金を助成するものです。愛知県内の保険医療機関では、健康保険証と合わせて受給者証を提示すれば、窓口負担は必要ありません。県外の医療機関にかかった場合でも、後日申請することで対象医療費の助成が受けられます。ただし、保険が効かない健康診断や予防接種、個室使用料や入院時の食事などは助成の対象外です。
参考元:岡崎市|子ども医療費助成
中学卒業後から18歳までの子の入院費の助成
写真⑥入院する若い男性の付添をする女性.jpg 82.44 KB岡崎市では2020年から入院費としてかかる保険診療の自己負担分に関して、中学卒業後から18歳になる年の年度末までの方を対象に、その費用を助成しています。子ども医療費助成と異なり、受給者証はありません。入院費用を一度医療機関で支払った後、市役所の医療費助成室や各支所などで申請することで、入院費の自己負担分が振り込まれる仕組みです。個室使用料や食事代、通院医療費は助成対象外です。18歳となった年の年度末までであれば、就職や結婚をしている方も対象となります。申請には、受給者(子どもが18歳なら本人、17歳以下は保護者)の健康保険証や預金通帳、病院でもらう領収書など必要なものがあります。詳しく知りたい方は岡崎市医療費助成室で問い合わせてみましょう。
参考元:岡崎市|令和2年9月診療分から子ども医療費の助成対象を18歳(入院費)まで拡大しました
小児慢性特定疾病医療費助成
小児慢性特定疾病で長期間の療養を必要とする児童などの医療費の負担軽減を図る制度です。この制度は、治療に必要な医療費の内、自己負担分の一部を公費で助成することにより、家族が安心して治療に専念できるようにするものです。対象となるのは、保護者もしくは受診者が岡崎市に住民票があり、申請時点で18歳未満の方です。条件を満たすことで、最長20歳未満まで延長ができます。対象疾病ごとに認定基準があります。申請を考える方は、健康増進課成人・難病支援係(難病・小慢)まで問い合わせてみましょう。
参考元:岡崎市|小児慢性特定疾病医療費助成
岡崎市不育症検査費補助金
不育症に悩む夫婦を支援するため、岡崎市では不育症検査補助金があります。これにより、経済的負担が緩和され、安心して検査や適切な治療を受けられます。対象者の方が実施医療機関で該当の検査を受けた場合、1回の検査につき費用の7割相当額または6万円の少ない額が助成される制度です。(1,000円未満切り捨て)詳しくは、岡崎市保健所に問い合わせてください。また、申請には電話での事前予約が必要です。
参考元:岡崎市|岡崎市不育症検査費補助金を申請される方へ
子どもの予防接種(長期療養特例)
子どもが長期的に治療・療養が必要な重い病気にかかり、本来受ける期間に予防接種を受けられなかった際、予防接種期間を延長する制度もあります。対象となる疾病例がありますが、該当がない場合でも治療の内容や期間によっては対象となることもあります。医師の指示ではなく、保護者の自己判断で予防接種を見送った場合や、単に接種を忘れていた場合などは対象外のため注意が必要です。また、対象期間や、受ける予防接種の種類によっては、年齢の制限もあります。詳しくは、ワクチン接種推進室予防接種係に問い合わせてください。
参考元:岡崎市|長期療養等で定期予防接種を受けられなかったかたへ(子どもの予防接種)
母子家庭等医療費助成
父母のいない児童や、母子家庭・父子家庭の父または母と、18歳に達した年度の末日までの子どもを対象に医療費の自己負担分を助成してくれる制度です。子どもが18歳に達した年度の末日までが助成の対象期間です。受給者証を持参せずに受診した場合や、県外の医療機関を受診した場合も申請すれば払い戻されます。ただし、入院の際の食事代や部屋代などは助成の対象外です。また、所得制限があるため、制度を受けようと考えている方は、医療助成室福祉医療係に問い合わせてみましょう。
参考元:岡崎市|母子家庭等医療費助成
特定医療費(指定難病)制度
写真②看護師の説明を聞く患者と家族-min.jpg 81.09 KB
対象となる指定難病の治療にかかる医療費が助成される制度です。当初は対象となる疾病が110疾病でしたが、現在では348疾病まで拡大され、多くの方の経済的負担が緩和されるようになりました。対象となるのは、岡崎市内に住民票があり、指定難病であると認められる方。さらに、厚生労働大臣が定める認定基準を満たす方もしくは、支給認定申請以前の12カ月以内に指定難病にかかる医療費総額が33,330円を超える月が3カ月以上ある方です。申請に必要なものは、愛知県のホームページで確認するか、岡崎市の障がい福祉課へ問い合わせておくと安心です。
参考元:愛知県|難病法に基づく特定医療費助成制度について
がん検診
岡崎市は市民の健康を守るため、がんの早期発見、早期治療を目的としたがん検診を実施しています。実施内容は胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、子宮頸がん、乳がん検診です。対象者には受診券が届き、センター型検診、集団検診、個別検診から受診したい検診を選んで予約・申し込みをします。がん検診受診券を使えば、全額自費で検診を受ける場合と比べて費用が7割引きになります。市のがん検診受診券が届いたら、ぜひ活用してみましょう。
参考元:岡崎市|各種がん検診等について
岡崎市の家づくりはR+houseネットワークの工務店へ