北海道ってどんな場所?建築相場と坪単価をチェック
写真②計算機と家と円マーク.jpg 84.71 KBまずは、北海道の建築相場と、およその坪単価をチェックしていきましょう。地域の特徴も一緒にまとめました。
北海道はどんな場所?エリアの特徴をチェック
北海道は、オホーツク海と太平洋、日本海の三海に囲まれた島で、中央あたりには石狩山地や日高山脈といった山々がそびえたっています。道内のおよそ7割を森林が占めているとされ、自然に恵まれた環境が特徴です。また、冬は寒さが厳しく、積雪量が多い点も北海道の特徴。「阿寒摩周国立公園」などの美しい自然がある国立公園や、「小樽三角市場」といったグルメスポットなど、観光客も多く訪れる場所です。
北海道には、北方領土を除き、35市・129町・15村、計179の市町村が存在し、大きくは14エリアに分けられます。エリアごとに環境や雰囲気が異なるため、注文住宅を建てる際には理想の暮らしにマッチする場所を選びましょう。
参考元:北海道公式観光サイト|観光スポット
北海道で注文住宅を建てる際の建築相場
写真③COSTと書かれたブロックと人形とコイン-min.jpg 28.07 KB住宅金融支援機構が行った2024年度の「フラット35利用者調査」によると、北海道における注文住宅の平均建設費は、土地付きの場合で約3,821万円、土地なしでは約4,155万円となっています。全国の平均建設費は、土地付き注文住宅で約3,512万円、土地なしの場合約3,932万円でした。つまり、北海道での注文住宅建設費は、全国平均よりも高い傾向にあります。
北海道における注文住宅の建築費用が他都府県よりも高い傾向にある理由として、冬期の厳しい寒さが挙げられます。外気の影響を受けにくい住まいを建てるために、北海道では断熱や気密といった性能に配慮した設計が欠かせません。性能を重視した家づくりにより、建築費用相場が高くなっていると考えられます。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2024年集計表
北海道のおよその坪単価
北海道の平均年収とそれに見合った住宅コスト
写真④住宅ローンと書かれたブロックと家-min.jpg 68.47 KB続いて北海道の平均年収と、それに見合った住宅コストをチェックしていきます。無理のない範囲で住宅ローンの返済ができるよう、資金計画を立てる際の参考にしてみてください。
北海道の平均年収は?
2024年度のフラット35利用者調査によると、北海道で土地付き注文住宅を建てた世帯の平均年収は、およそ784万円でした。月収に換算すると約65万円となります。また、土地なしで注文住宅を建てた場合の平均世帯年収はおよそ697万円、月収にすると約58万円となりました。ただし、金額はあくまで平均値です。スキルや職種、勤務地などによって金額に差がある場合もあります。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2024年集計表
年収に見合った住宅コストはいくら?
注文住宅を購入する際、年収の5~6倍程度の価格の住まいを購入するのが目安とされています。
同調査における、土地付きの注文住宅を建てた世帯の平均年収から考えると、北海道の場合は、3,920~4,704万円を目安に、注文住宅の購入を検討すると良いでしょう。住宅ローンの融資率の上限は、商品によって異なります。住宅の建築費用と土地代の80%を上限とした住宅ローンが一般的ですが、近年融資率100%の商品も多く見られます。頭金などの自己資金をある程度用意して、月々のローン返済額を抑えるのも有効な手段です。
ローン返済額の目安は、年収の25%が無理のない金額とされています。
北海道の場合、784万円の25%は196万円。これを月々の支払額に換算すると約16.3万円です。光熱費やメンテナンス費用など、ローン返済額以外の費用が必要であることも念頭に置いて、計画的な資金計画を立ててみてください。
>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説>>参考コラム:注文住宅の相場はどのくらい?費用の内訳や予算計画を立てる際のポイントも!
北海道で注文住宅を建てる際に外せないポイント
写真⑤ポイントを説明するスーツの女性のベクターイラスト素材.jpg 70.37 KB北海道で注文住宅を建てる際には、いくつか注意したいポイントがあります。より快適な暮らしができるよう、どのような点に配慮すべきかチェックしていきましょう。
北海道ならではの気候に対応した性能を取り入れる
北海道は、日本の最北端に位置しており、年間平均気温は5~10度と、全国的にも低い傾向です。特に1~2月ごろは、平均気温が0度を超える地域がほとんどなく、オホーツク海で流氷が見られるなど、厳しい寒さが際立っています。
そこで、より暖かく快適な暮らしをするために、高断熱の住まいを意識することが大切。また、暖かい空気を外に逃がさず、冷たい空気を室内にできるだけ入れない気密性にも配慮しましょう。さらに、冬場に暖房が欠かせない北海道では、室内の空気がこもって汚れてしまわないよう、適切に換気できる設計にすることもポイントの一つです。
R+houseでは、地域の特徴にマッチした住まいづくりをサポートしています。アフターサポートについても充実しており、北海道の厳しい環境でも、長く快適に過ごせる注文住宅を提案。物流コストをカットし、建築建材の共有寸法のまま建てられる設計を提案するなど、徹底的に無駄を省くことで、高機能でありながら、コストパフォーマンスに優れた住まいを手掛けています。
参考元:北海道|北海道データブック2025_自然・気候>>参考コラム:注文住宅を高断熱・高気密にするメリットとは?快適な家づくりを徹底解説!
屋根の形状に注意
北海道では、冬になると雪が降る地域がほとんどです。
雪は、地面だけでなく屋根にも積もるため、積雪量に見合った屋根の形状に設計しましょう。屋根に積もった雪を除雪するのは危険であるため、雪下ろしをする必要がない形状にするのが基本です。具体的には、M字のスノーダクト式が代表的。スノーダクト式の屋根は、M字型の中心部分にたまった雪を、ヒーターや生活排水で溶かし、スノーダクトに流し込むことで除雪する屋根です。また、隣の家に雪を落とさないよう、平らな形をしたフラットルーフ式もあります。どの形状の屋根が良いか、プロとしっかり相談して決めましょう。
R+houseネットワークの工務店では、北海道に適した屋根の形状に合わせて、建築家と一緒に外観にもこだわった家づくりが叶います。
参考元:国土交通省 気象庁|札幌(石狩地方)2025年1月(日ごとの値)主な要素>>参考コラム:外観がおしゃれな注文住宅の施工事例をタイプ別に紹介!
注文住宅でできるだけコストダウンする方法は?
写真⑥下さがりの矢印とCOSTと書かれたノート-min.jpg 66.75 KB厳しい寒さにさらされる時期の長い北海道では、断熱性・気密性といった住宅性能を高める、屋根の形状に注意するなど、住宅を建てる際に考慮すべきことが多くあり、費用もかかりやすい傾向にあります。また、注文住宅を建てた後も、他の地域に比べて冬場の光熱費が高くつきやすいことも。そこで、できるだけ注文住宅の建設費用をカットする方法があればうれしいですよね。最後に、注文住宅の建設時のコストをできるだけ抑える方法をご紹介しましょう。
シンプルな間取りにする
できるだけ部屋数を少なくする、収納スペースを1カ所にまとめるなどして間取りをシンプルにすることで、壁やドア、クロスの費用をカットできます。また、窓の数を減らす、水回りは1カ所にまとめて排水管工事の費用を抑えるといった方法もおすすめです。
北海道の補助金を活用する
北海道で快適な注文住宅を手に入れるならR+houseネットワークの工務店にお任せください!
写真⑦徳島県_グレーと木張りの外壁の家-min (1).jpg 140.5 KB北海道は、広大な土地面積と、豊かな自然が特徴の地域です。エリアによって気候や環境が異なるため、気に入った土地を見つけ注文住宅を建てましょう。北海道で注文住宅を建てる際には、断熱性や気密性に配慮し、寒さの厳しい冬を快適に過ごせる工夫を凝らすことが大切です。そんな機能性に優れた住まいを建てたい方はR+houseネットワークの工務店にお任せください。長く快適に暮らせるよう、アフターサポートが充実しています。もちろん、デザイン性にも配慮しており、理想的な家づくりをサポート。年収に見合った無理のない予算で、快適かつおしゃれなマイホームを一緒に完成させましょう。
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