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スタイル・暮らしのヒント

注文住宅でおしゃれな外構を実現するには?ポイント解説と施工事例11選

更新日 2025.08.08 / 公開日 2025.08.01
#新築 #注文住宅 #一戸建て #庭・中庭 #マイホーム

注文住宅でおしゃれな外構を実現するには、まず住宅と外構の一体的なトータルプランニングを意識しましょう。外構は住まいの印象を大きく左右し、暮らしの快適さにも直結する重要な要素です。今回は、おしゃれな外構を実現するためのポイントや施工事例などをご紹介します。「注文住宅を建てるなら外構もおしゃれにしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

美しい玄関周りの植栽
目次

白い吹付に木目が映える外観
写真②東京都_白い吹付に木目が映える外観.jpg 459.7 KB

住宅以外の敷地全体を指し、門、フェンス、駐車場、庭などが含まれる「外構」。注文住宅では、「エクステリア」と呼ばれる照明などの屋外の装飾物も、まとめて外構と捉えることが多くあります。
外構には決まった形はありませんが、どのような形が主流なのか、基本的な3つのタイプについて解説します。
敷地をフェンスなどで囲むことなく、抜け感のある印象を与えるオープン外構。欧米の住まいに見られ、昨今は日本でも採用されることが増えているタイプです。開放感があり、風通しの良い庭を作りやすいでしょう。見通しがよく、敷地を有効活用しやすい点は魅力ですが、外部からの視線への対策を考える必要があります。また、敷地が囲われておらず住宅に侵入しやすいという防犯上の懸念がある一方、外部の目が届きやすく、隠れる場所がない点は利点にもなるでしょう。
クローズド外構は、門扉や塀、フェンスなどで敷地が囲われています。従来の日本における住まいで多く見られたタイプです。落ち着いたプライベート空間が広がり、子どもが遊ぶ場合も道路に飛び出すリスクがない点がメリットです。基本的に訪問者は囲われたエリアには入れず、住宅の中も見えにくいため、外部の視線から家族のプライバシーを守れます。一方で、死角が多く、住宅への侵入経路が確保しやすいという防犯面でのデメリットも。
セミクローズド外構は、敷地の一部はフェンスで囲い、門柱や植栽を効果的に設けるなど、オープン・クローズドの特徴を併せ持つタイプです。両方のメリットを得られる反面、デメリットもついてまわるため、バランスのよい設計が求められます。

グッドサインのクローズアップ
写真③グッドサインのクローズアップ (1).jpg 75.11 KB

外構は住宅を美しく彩り、家族の暮らしを豊かにする、住まいの重要な役割を担うものです。住宅と調和するよう設計された外構は、住まいの価値を高めてくれます。他にも、駐車場から玄関までの動線を考えたり、適切な位置にカーポートを設けたりと、少しの工夫で暮らしが楽になるでしょう。自然豊かな庭やウッドデッキの採用で、家族のコミュニケーションの場も増えます。門扉やフェンスなどを効果的に設置することで、プライバシー性や防犯性も高まるでしょう。

ポイントと書かれた紙
写真④ポイントと書かれた紙-min.jpg 97.62 KB

外構は、単に見た目が美しいだけでなく、機能性や家族の暮らしを豊かに彩ることも兼ね備えていることが重要です。ここでは、おしゃれで暮らしやすい外構を実現するための、重要なポイントを4点ご紹介します。
外構は、住宅の価値を高める重要な要素です。住宅と外構は一体となって初めて完成度の高い住まいが実現し、ゆくゆくは周囲の街並みにも影響するでしょう。まず、外構のデザインは、住宅のスタイルや色合い・素材と調和させることが重要です。例えば、モダンな住宅にはシンプルで洗練されたデザインを、ナチュラルな住宅には木や石を使った温かみのある素材を選ぶと統一感が生まれます。
また、外構の配置や動線も住宅と連携させることで、使い勝手が向上するでしょう。玄関から駐車場までのアプローチや、庭とリビングをつなぐウッドデッキなど、家族の生活スタイルを考慮した設計が求められます。

>>参考コラム:庭をおしゃれにするコツと実用性を高めるポイントは?R+houseのおすすめ施工事例【25選】
庭は、家族の日々の生活に彩りを加える空間です。庭にウッドデッキやテラスを設けることで、LDKとつながるアウトドアリビングとしても活用できるでしょう。プライベートな空間でバーベキューや子どもの外遊びができるため、家族のコミュニケーションの場となり得ます。
また、家庭菜園を取り入れて季節の野菜を栽培することで、収穫の喜びを感じることができます。その際には、草木に水やりがしやすいように水栓を設置したり、手入れがしやすい植物を選んだりするとよいでしょう。暮らしやすさのためには、日々のメンテナンス性を考慮することがポイントです。

>>参考コラム:おしゃれなテラス&デッキ18選!デザイン性を高くするポイントとは
植栽は、外構に彩りを加えるだけでなく、季節の移り変わりを見て感じるための重要な要素です。シンボルツリーや庭木、季節の草花を組み合わせることで、四季折々の風景を楽しむことができます。落葉樹を植えることで、実を付ける、紅葉するなど季節ごとにさまざまな変化が見られるでしょう。
他にも、年間を通して緑が楽しめるモミなどの常緑樹は、住宅のテイストを選ばないものが多いため、取り入れやすいことが魅力。配置や高さを工夫することで、プライバシーの確保や隣家との境界線づくりにも役立ちます。庭に取り入れる植物の選定時は、日当たりや土壌、手入れのしやすさも考慮しましょう。
庭は、子どもたちの五感を刺激し、豊かな感性を育む大切な場所になります。子どもたちの好奇心を刺激し、自然との触れ合いができる要素を取り入れましょう。例えば、昆虫や鳥がやってくる草木、実がなる果樹などが挙げられます。家庭菜園で食べられる野菜を育てることも一つの手です。
さらに、芝生や砂場を設けることで、子どもたちが自由な発想で遊べるでしょう。砂場は、子どもが大きくなった際に土を入れ替えて花壇や菜園として活用できます。また、子どもが庭で安心して遊ぶには、安全性を考えた設計にすることも大切です。飛び出しや転落、転倒のリスクも考えながら外構のアイテム・素材選びをするとよいでしょう。

チェック項目を指差し確認する男のイラスト素材
写真⑤チェック項目を指差し確認する男のイラスト素材-min (1).jpg 81.98 KB

ここでは、外構に取り入れられる代表的な要素とその役割についてお伝えします。デザイン性や機能性を重視した、選び方のポイントも入れました。
要素 役割・特徴 デザイン・機能面のポイント
門扉 ・敷地の出入口を区切る扉 ・防犯対策、プライバシー保護の役割 ・木やアルミ、アイアンなど住宅に合わせて選ぶ ・防犯面で優れた電気錠付きの門扉もあり
門柱 ・表札、ポスト、インターホンを設置する柱 ・訪問者を迎える家の顔としての側面も ・すっきりしたデザインを重視するなら機能門柱がおすすめ ・耐久性やメンテナンス性もチェック
塀・フェンス ・敷地の囲い ・視線を遮り、防犯対策、境界線づくりなどができる ・大きくするとプライバシーは守られるが、圧迫感が出るためバランスが重要 ・さまざまな素材が選べる。生垣という選択肢も
植栽 ・自然な日陰や目隠しを生む ・住宅に彩りとコントラストを与える ・草花や生垣、グランドカバーなど植栽を組み合わせると奥行きのある庭がつくれる ・シンボルツリーで住宅の印象が向上
照明 ・暗い玄関や駐車場などを照らす ・光の演出が出来る ・シンボルツリーのライトアップで、住まいの昼と夜の印象を変える ・人感センサーライトは防犯面でも効果的
お施主様のこだわりや暮らし方に合わせた、おしゃれな外構デザインを11点ご紹介します。住宅をより美しく演出し、家族の暮らしを豊かに彩るR+houseの外構デザインは必見です。

植栽と外壁のコントラストが映える庭
写真⑥植栽と外壁のコントラストが映える庭.jpg 152.44 KB

こちらの高台に建つ住まいの魅力は、斜面を活かしたエクステリアデザインにあります。個性のある植栽が、庭を明るく演出。暗い色でまとめた住宅の外壁と、緑の植栽のコントラストが印象的です。階段をのぼった先のアプローチにたたずむ、シンプルな門柱もおしゃれなポイントです。

>>施工事例:千葉県千葉市「桜の見える中庭のある家」

ライトアップでアプローチの見せ方を工夫したL字型の住宅
写真⑦ライトアップでアプローチの見せ方を工夫したL字型の住宅.jpg 166.33 KB

ライトアップでアプローチがより魅力的に映える、L型の住宅です。駐車場に隣接して住宅が建っており、ゆとりある玄関周りが実現しました。影が印象的な植栽は、主寝室の窓の目隠しも兼ねています。道路沿いには外壁に囲まれたインナーガーデンを設け、室内からも緑が見えるよう工夫しています。

>>施工事例:千葉県習志野市「garden wall house」

軒にウッド素材があしらわれた白を基調とした住宅
写真⑧軒にウッド素材があしらわれた白を基調とした住宅.jpg 149.63 KB

こちらは、庭の緑と空との調和が美しい、白を基調とした住宅です。庭とともに暮らせる住まいがご希望だったお施主様のため、テラスでリビングの内と外をつなぎました。庭の自然となじむよう、テラスとその上部の軒にはウッド素材を採用。テラスのカフェテーブルで庭を眺めながら、家族団らんの時間が過ごせます。

>>施工事例:福岡県宗像市「庭と暮らす 平屋の家」

背の高い植栽がアクセントの外構
写真⑨背の高い植栽がアクセントの外構.jpg 182.25 KB

お施主様ご夫婦と、4匹の猫が暮らす住まいです。配置にこだわった中庭は、緑を楽しみながら、愛猫と遊べるプライベート感あふれる空間に仕上げました。背の高い中庭の植栽は、外観のアクセントにもなっています。「どこからでも緑が楽しめるようにしたい」「猫が快適に暮らせるようにしたい」というお施主様の理想を叶えました。

>>施工事例:千葉県八千代市「猫と暮らす緑豊かな中庭のある家」

>>参考コラム:ペットと暮らす家にはどんな工夫が必要?愛犬・愛猫が快適に暮らせる家の実例も紹介

塀と中庭のウッドデッキが交差するよう設計された庭園
写真⑩塀と中庭のウッドデッキが交差するよう設計された庭園.jpg 209.77 KB

分譲地の入り口に位置するこの住宅は、自然と調和する庭園を意識して設計しました。塀と中庭のウッドデッキが交差していることが特徴です。アオダモが気持ちよく風になびく中庭では、プライバシーを守りながらも程よい開放感が感じられます。リビングに明るい光をもたらす大開口の窓には、夏の強い日差しを遮断できる外付けブラインドを採用しました。

>>施工事例:岐阜県下呂市「丘の上のランドマークな家」

寝室からプライベートガーデンがのぞめるラグジュアリーな寝室
写真⑪寝室からプライベートガーデンがのぞめるラグジュアリーな寝室.jpg 142.1 KB

こちらの住宅では、プライベートガーデンが望めるラグジュアリーな寝室を設計。お施主様の「住宅と内と外のつながりを大切にしたい」というご希望を取り入れました。植栽の下に照明を設置したことで、夜間も印象的なムードを演出。人目を気にせずに晩酌したり、夕涼みしたりできるウッドデッキは、日々の生活に素敵な彩りを添えてくれます。

>>施工事例:福岡県大牟田市「さりげなく目立つ家」

>>参考コラム:心が落ち着く「寝室インテリア15選!」おしゃれに見えるポイントを解説

ランダムな植栽の庭で自然に溶け込むようなデザインの外構
写真⑫ランダムな植栽の庭で自然に溶け込むようなデザインの外構.jpg 228.57 KB

田園風景の中にたたずむこちらの平屋では、自然の中に溶け込むような外構デザインにしました。ランダムに植栽を施した庭を通して、丘の上からの贅沢な眺望が楽しめます。豊かな自然をダイレクトに感じられるよう、LDKの下がり天井と軒下の高さを同じにする工夫もプラスしました。スタイリッシュなデザインの外観に、ところどころウッド素材を取り入れた点もポイントです。

>>施工事例:熊本県玉名市「のどかな田園風景を臨む 白く美しい箱型の平屋」

広い開口部の窓がL字型に設置された庭
写真⑬広い開口部の窓がL字型に設置された庭.jpg 270.71 KB

こちらの住宅では、広い開口部から四季折々の風景が楽しめます。中庭には、家庭菜園ができる畑をつくりました。お施主様のご希望で取り入れた土間空間からは、ファサードと中庭の植栽が見え、自宅にいながらアウトドア気分が味わえる点も魅力の一つ。内と外を行き来できる柔軟な使い方ができるスペースをつくることで、遊び心のある住まいに仕上がりました。

>>施工事例:島根県益田市「暮らし方の可能性を示す平屋の家」

ライティングで外壁と植栽を照らした夜間の外構演出
写真⑭ライティングで外壁と植栽を照らした夜間の外構演出.jpg 119.08 KB

アッパーライトで植栽を、ダウンライトで住宅の外壁を照らし、夜間も住宅の表情を豊かに演出しています。植栽の後ろの塀には割栗石を用いたガビオンを採用。土地が畑だったことから、自然素材を積極的に外構に取り入れています。家庭菜園では、季節の野菜の成長をお子さまが見守っているそうです。

>>施工事例:愛知県東海市「豊かで美しい空間が曖昧に繋がる家」

目隠しのためのフェンス付きデッキテラスと庭
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アルプスの景色を望むこの住まいは、しっかりと高さのある目隠しフェンス付きのデッキテラスと庭が魅力。外部からの視線を気にせず、家族でバーベキューやプールを楽しめるプライベート空間が広がります。深い庇(ひさし)が強い日差しを遮ってくれるため、デッキテラスからお子さまの遊ぶ様子を一年中快適に見守れることがポイントです。

>>施工事例:長野県安曇野市「アルプスを眺めながら暮らす ぐるりと回遊できる家」

ウッドデッキと芝生のドッグランがある広々とした庭
写真⑯ウッドデッキと芝生のドッグランがある広々とした庭.jpg 165 KB

豊かな自然と共存するこの住宅には、ウッドデッキと芝生のドッグランが広がる庭があります。リビングからフラットにつながる開放的なウッドデッキは、住宅の幅いっぱいに設置し、14mの長さを誇ります。芝生部分には、お子さまが楽しめるブランコやトランポリンなどの屋外遊具の設置も可能。LDKには緑がパノラマのように広がる連続した窓を採用しました。室内と屋外が一体になるような住宅で、季節の移ろいを身近に感じられます。

>>施工事例:長野県東御市「ウチとソトが繋がる、大開口LDKの家」
おしゃれな外構を実現する上で、あらかじめ考えておきたいことは以下の3点です。

・家づくりの初期段階から具体的に外構を考えておく
・外構を含めた予算計画を行う
・住宅と外構のトータルプランニングができる依頼先を選ぶ


家づくりでは、住宅の間取りや設備を考え始めると、外構がつい後回しになりがちです。予算計画や具体的なイメージの検討、依頼先選びは、住宅の計画と並行して進めていくことが重要です。

また、R+houseネットワークの工務店では、建築家やガーデンデザイナーとタッグを組んでおり、外構も含めてご相談いただけます。R+houseの強みは、調和した住宅と外構をつくりあげられる、トータルプランニング力。内と外が心地よくつながり、暮らしに自然が感じられるような家づくりに加え、住宅内部のみでは実現できない体験が得られる庭を実現します。ぜひ、個別相談会にご参加いただき、住宅と外構へのこだわりをお聞かせください。
今回は、注文住宅におけるおしゃれな外構の施工事例を中心に、ポイントや注意点をご紹介しました。この記事の情報を踏まえながら、ぜひ理想の外構イメージを膨らませてください。
R+houseネットワークでは、住宅をより魅力的に演出し、暮らしの楽しみ方が広がるような外構デザインを提供しています。もちろん、住宅自体の性能やデザインも抜かりありません。お施主様の理想の住宅を、適正価格で実現できるようサポートします。
「おしゃれな外構の注文住宅を建てたい」と考えたら、ぜひお近くのR+houseネットワークの工務店へお問い合わせください。

>>「庭のある暮らし」を見てみよう!R+houseネットワークの施工事例はこちら

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