犬専用の部屋やスペースはつくるべき?
写真2 クマのぬいぐるみと犬-min.jpg 71.82 KB犬と暮らす家づくりで間取りを考えるとき、犬の部屋や専用スペースを設ける必要はあるのでしょうか。はじめに、犬の部屋・スペースの必要性やどこに設けるべきなのかについて、見ていきましょう。
犬専用のスペースをつくってあげよう
室内で犬専用のスペース(犬のための個室)をつくる際には、ペット用の「サークル」や「ケージ」を使用することが一般的です。犬と一緒に暮らそうと思っている場合、可能なら犬専用のスペースをつくってあげることをおすすめします。理由としては、犬も人と同様「自分が自由に過ごせる場所・空間」を持つことが、理想的であるためです。
住環境によって犬のために割けるスペースや場所は異なりますが、多くはご家族と楽しく触れあえるリビングの一角に設けるケースが多くなっています。サークルやケージの扉は、犬が自由に出入りできるように常に開けっ放しにしておくことが基本です。犬専用のスペースをつくる第一目的は、犬がリラックスするため。犬を閉じ込める場所ではないことを、まずは理解しておきましょう。
敷地に余裕があれば「犬の部屋」をつくろう
専用スペースを設けるだけでも安心感につながります。しかし、リビングはテレビなどさまざまな生活音がしたり、いろいろなものが目に入ったりするため、ワンちゃんがリラックスして過ごせないケースも。
しっかりと犬専用の部屋を設けることで、愛犬がより安心して過ごせるようになるでしょう。犬の性格や住環境にもよりますが、敷地に余裕がある方には、犬専用の部屋をつくってあげることをおすすめしています。
犬の部屋をつくったほうが良いのはどんなケース?
写真3 飼い主を待つかわいい柴犬 -min.jpg 65.17 KB犬の部屋をつくったほうが良いのは、どんなケースでしょうか。ワンちゃんの性格やご家庭の環境から見た、具体例をご紹介します。
臆病な性格の犬の場合
臆病な性格や、他の犬やペットなどの動物と仲良くできないワンちゃんの場合、犬の部屋をつくってあげることをおすすめします。リラックスできる部屋をつくることでストレス軽減や心の安定につながるため、落ち着ける場所を確保してあげましょう。
留守番の機会が多い、仕事で家を空けることが多い方
飼い主が家に不在で留守番の機会が多い場合も、犬の部屋をつくったほうが良いといえます。家の中で長時間過ごす犬にとっては、自分のテリトリーを感じられる部屋があるほうが安心です。
家の中に仕事場がある方
家の中に仕事場があったり、リビングをワークスペースと兼ねたりしている場合、犬の部屋をつくることをおすすめしています。仕事で触ってほしくないものがあり、そのたびに犬をなだめていると、飼い主の方もワンちゃんもストレスが溜まってしまいます。お互いにとって快適な空間にするためにも、仕事中は別の空間で過ごすルールを決めると良いでしょう。離れる時間と一緒に過ごす時間、メリハリをつけられる空間づくりが大切です。
>>参考コラム:注文住宅にワークスペースは必要?メリット・デメリットと間取りの事例をご紹介
小さな子どもと一緒に暮らしている方
小さなお子様、とくに生まれて間もない赤ちゃんが一緒に暮らしている場合にも、犬専用の部屋を設けることをおすすめします。理由は大きく2つあります。
1つ目は、生後1ヶ月を迎えるまでの新生児は免疫力が十分に備わっていないためです。犬の毛・食べこぼしなどの汚れに敏感であるため、犬と新生児の接触は控えたほうが無難でしょう。
2つ目に、犬が赤ちゃんや子どもに嫉妬心を覚えることがあるためです。犬が先住していた場合、後から家にやってきた赤ちゃんに嫉妬心を抱き、吠えたり無駄噛みをしたりするケースがあります。犬とのスキンシップの時間を確保するためにも、犬の部屋を設けてあげましょう。
>>参考コラム:子育てしやすい注文住宅とは?家づくりのポイントや間取りの実例を解説
犬専用の部屋やスペースをつくるメリットは?
写真4 メリットの文字と女性のOKポーズ-min.jpg 34.83 KB続いて、犬専用の部屋やスペースをつくるメリットを解説します。ここでは、5つのメリットを見ていきましょう。
掃除などお手入れしやすい
まず、犬の部屋やスペースをつくると、家の中の掃除が効率的にできるというのが大きなメリットといえるでしょう。犬種にもよりますが、犬は抜け毛や食べこぼしなどで床を汚すことが日常茶飯事です。掃除機がけやコロコロでの掃除は、毎日欠かせません。しかし、犬の部屋があれば、ある程度汚れが1部屋に集中するため、掃除の範囲が限定され、毎日のお手入れがラクになります。また、犬の部屋にお手入れしやすい床・壁材を選ぶことで、さらに掃除しやすい空間をつくれるでしょう。
犬の安全を確保しやすい
専用の部屋をつくるメリットとしては、犬の安全を確保しやすいことが挙げられます。犬の部屋やサークル・ケージなどのスペースで過ごすことが習慣づけば、犬が危険な場所へ行ってしまうリスクも軽減できるでしょう。
また、犬が家の中のどこでも歩ける場合、キッチンや階段などで思わぬケガや事故に遭ってしてしまう可能性も。床で滑って転倒したり、安全でないものを誤飲してしまったりする危険性があります。犬専用の部屋には基本的に危険なものを置かないようにすることで、愛犬の安全確保につなげられるでしょう。
犬のストレス軽減につながる
犬のストレス軽減にも、犬の部屋は役立つといわれています。犬はもともと、外敵から身を潜める本能で、自分のテリトリーをつくり、狭い場所を好む習性を持つ動物です。自分だけの場所があることの安心感から、犬のストレス軽減につながるでしょう。
いたずらをされなくてすむ
犬の部屋があれば、留守中に室内を自由に動きまわったりできないため、リビングなど他の部屋をいたずらされるリスクを減らせます。犬の部屋やスペースの中には、なるべく好きなおもちゃなど遊び道具を置いておくと良いでしょう。
犬専用の部屋やスペースを設けるときのアイデアは?
写真5 犬を抱いている男性-min.jpg 61.6 KB続いて、犬専用の部屋やスペースを設けるときのアイデアをみていきましょう。「犬専用のスペースはどこに設けたほうが良い?」「レイアウトは?」と悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
玄関や道路前の窓などから遠い場所につくる
犬の部屋をつくるときには、玄関や道路前の窓からは遠い場所に配置しましょう。理由としては、犬は警戒心が強い動物であるためです。来客など知らない人が見えたり、外の音が気になったりすると吠える習性があり、犬も落ち着いて過ごせません。犬の専用部屋の間取りを考えるときには、玄関や大きな掃き出し窓の近くは避け、外部からの刺激を受けにくい場所を選ぶように心がけましょう。
家族が集まる場所の近くにつくる
犬はもともと群れで暮らす習性があるため、とても寂しがり屋です。犬の専用の部屋やスペースをつくるときには、なるべく家族が集まる場所につくってあげましょう。家族の一員としてリラックスして過ごせるためには、家族の様子がよく見えて、気軽にいつでも触れあえるところに犬専用の部屋をつくるのがおすすめです。例えば、リビングダイニングの横などが適当でしょう。
土間リビングの間取りもおすすめ
「なるべく愛犬と一緒の空間で暮らしたい」「愛犬との共生を大切にしたい」という方には、リビングに土間スペースをつくる「土間リビング」の間取りもおすすめです。
写真6 LDKに直結した土間.jpg 69.34 KB土間の床はコンクリートやタイルでできており、犬が歩きやすく、カーペットと比べて汚れが気にならないため、掃除しやすいのも魅力です。また、モルタルで仕上げると、見た目もおしゃれでリビングのインテリアとの統一感も出せるでしょう。
写真7 モルタル仕上げにした土間.jpg 83.88 KBモルタルは滑りにくいため、犬が転倒したり足腰を傷めたりする心配も少ないのが特徴です。また、土間スペースは汚れも気になりにくいため、マウンテンバイクなどの屋外グッズを飾るなど、収納スペースとしても活用されています。
>>施工事例:徳島県徳島市「愛犬もワクワクするような土間がつながる平屋」>>参考コラム:土間のある家特集!使い方やつくる際のポイントも解説
サークルやケージを設置する
犬専用のスペースをつくるときには、ペット用のサークルやケージを設置して居場所をつくってあげましょう。サークルのサイズは犬種など大きさによって異なりますが、小型犬の場合でも、最低限90cm×60cmを目安に準備してください。
サークルやケージの中のスペースには、下記のような空間・アイテムがあると良いでしょう。
・寝床(隠れ家、ベッド)
・トイレ(トレー、ペットシート)
・食事スペース
・給水器
・動き回れるスペース
サークルやケージの中は、犬にとって休息や静かな時間を過ごせる、自分だけのスペースとして役立ちます。サークルやケージを設置するときには、できるだけ部屋の中心に置くことが理想的です。日当たり・風通しが良く、犬がリラックスできる場所を選んでください。また、日頃からサークルやケージの中に入れるようになると、旅行や緊急時の移動もスムーズに行えるようになるメリットもあります。
可能ならドッグランなど遊べるスペースを別につくる
犬専用の部屋やスペースを設けていても、広々とした犬が走り回れるような空間はなかなかつくれないものです。そんなときには、部屋と別に庭や屋上などに、犬が自由に遊べるドッグランをつくるのもおすすめです。ドッグランスペースはフェンスで囲んであげると、安心して遊ばせられるでしょう。
犬と快適に暮らそう!犬専用の部屋やスペースにできる工夫は?
写真8 開けた窓と犬-min.jpg 33.92 KBここからは、犬と快適に暮らすために犬専用の部屋やスペースに施せる工夫をご紹介します。
風通し・換気を考える
R+houseの建築家なら風通し・換気の知識が十分ある!
全国各地のR+houseネットワークの登録建築家たちは、自然の力を活用した「パッシブデザイン」の家づくりを大切にしています。目に見えない空気の流れや熱、外から差し込む太陽光など、その土地・地域特有の気候を最大限に活かしてプランニングしていきます。
家の風通しや換気についての知識も豊富で、パッシブデザインを取り入れた住宅も多数手がけています。犬と暮らす家や犬専用の部屋をつくる際は、R+houseネットワークの工務店までお気軽にご相談ください。
>>参考コラム:R+houseの注文住宅で採用されるパッシブデザインって何?メリットや事例を紹介
犬の声や外部の音に配慮した防音・吸音対策を取り入れる
犬専用の部屋をつくる際には、犬の声が外に漏れないようにするだけでなく、外からの騒音が犬に与えるストレスにも配慮した防音・吸音対策が重要になります。
犬は吠えたり、家の中を元気に走り回ったりすることがあるため、ご近所への音漏れを心配される方もいらっしゃるでしょう。隣家との予期せぬトラブルを防ぐためにも、壁や天井には吸音効果の高い素材を用いることをおすすめします。また、犬の性格はさまざまで、繊細な性格の場合、外の騒音やインターホンの音などに敏感に反応してストレスを感じてしまうことも少なくありません。近くに大きな道路や鉄道があるなど、日常的に外部からの騒音が気になる環境であれば、家全体の防音性を高める工夫も検討していただきたいポイントです。例えば、窓には高い防音性を発揮するトリプルガラスを採用したり、防音カーテンを取り付けたりするだけでも、愛犬が安心して過ごせる静かな環境づくりが可能になります。
>>参考コラム:注文住宅に防音は必要?騒音トラブルを防ぐために知っておきたい対策とは
傷や汚れに強く消臭効果がある壁紙を選ぶ
犬専用の部屋の壁には、よだれや食べかすが飛び散ったり、爪のひっかき傷がついたりする可能性があります。そのため壁材や壁紙は傷や汚れに強く、消臭効果があるものを選ぶようにしましょう。
壁材にエコカラットを選ぶのも1つの手
写真9 壁をエコカラットにしたリビング.jpg 95.11 KB犬と暮らす方の中には、ペット臭をすばやく低減してくれる「エコカラット」を採用したお施主様も数多くいらっしゃいます。エコカラットは、ペット臭や生活臭の原因となる成分などを吸着する効果が期待できます。
犬専用の部屋の壁に設置するのはもちろんのこと、リビングのテレビボードの後ろ、ニオイが気になるトイレや玄関などの壁に使われるケースが多くなっています。調湿・消臭機能に優れているうえ、見た目もおしゃれでデザイン性が高いことも魅力的です。犬と暮らすお施主様には、非常に人気の高い壁材となっています。
>>施工事例:三重県伊勢市「車好きにぴったりなビルトインガレージが自慢の家」
掃除しやすい床材の上にクッション性のあるカーペットなどを敷く
犬専用の部屋の床材は、犬の安全面や掃除のしやすさなどを考慮して、滑りにくく防水性がある素材を選びましょう。犬が跳ねたり走り回ったりして遊ぶとき、転倒して足腰を痛めないようにクッション性のある素材のカーペットなどを敷くのがおすすめです。粗相や食べかすなどで汚してしまったときに洗いやすいように、部分的に洗濯や交換できるタイプを選ぶと良いでしょう。
犬の部屋・スペースにおける床材選びのポイントは?
犬専用の部屋やスペースの床材や上に敷くカーペットを探すときには、下記のポイントを意識して選んでみましょう。
・滑りにくさ
・傷のつきにくさ
・お手入れしやすさ
・体に害のない素材
・体感温度、触り心地の良さ
ぜひ、犬にとっても飼い主にとっても快適な暮らしを叶えられる床材やカーペットを見つけてください。
犬と一緒に暮らすお家をつくる際の注意点は?
写真10 リビングでくつろぐ男性と男の子-min.jpg 34.29 KB犬専用の部屋やスペースをつくる際は、犬も人も快適かつ安全に過ごすため様々なことに気をつけなければなりません。ここからは、家の中で犬と一緒に過ごせるおうちをつくる際の注意点をご紹介します。
キッチンなど立ち入ってほしくない場所にはペットゲートを設置する
犬が家中を自由に動き回れる場合、入ってほしくない場所の入り口にはペットゲート(あるいはべビーゲート)などを購入して、立ち入りできないようにしましょう。とくに、キッチンには熱いものがあったり、調理器具・食器用洗剤などが置いてあったりするため、思わぬケガや誤飲してしまう恐れがあります。犬の安全や衛生面を守るためにも、キッチンへの立ち入りは禁止したほうが良いでしょう。その他にも、転落の可能性がある階段や、テラス・玄関などにもペットゲートを設置しておくのがおすすめです。
誤飲の可能性がある危険なものは犬の届かない場所に収納しておく
犬が侵入できる部屋の中では、犬が触ると危ないものや誤飲の可能性があるものは、犬の手の届かない場所に入れておかなければなりません。例えば、服用している常備薬やライターなどは、犬が届かない引き出しの中や、高い場所に収納しましょう。また、捨てたゴミを荒らしてしまう可能性もあるため、ゴミ箱は蓋つきのものにしておいたほうが安心です。
電気の配線を整理・家具は固定する
手の届くところにある電気の配線やコンセントなどは、犬が噛んだりいたずらをしたりする可能性があります。なるべく配線やコンセントにはカバーを取り付ける、もしくは届かない位置に設置するようにしましょう。また、倒れやすい家具がある場合はしっかり固定して転倒を防いでください。犬に触れられたくない大切なインテリアは、犬の立ち入る部屋には置かないほうが無難です。
犬とベッドは分けて寝る場所をつくる
犬と一緒に寝ることは、癒されたり就寝時の異変に気づきやすくなったりできるメリットがあります。一方で、縄張り意識が強くなることからしつけに悪影響を及ぼしたり、衛生面でリスクがあったりするといわれています。できれば愛犬と一緒に寝ることは避け、犬用の就寝スペースをつくってあげましょう。
主寝室のベッドスペースを一段上げる工夫も
写真11 ベッドスペースを一段上げた主寝室.jpg 53.66 KB家づくりでできる工夫としては、主寝室のベッドスペースを一段上げて、犬が寝る場所を分けるようにすることです。一段下がった場所を設けることで、愛犬が自由に遊んだり、眠ったりするスペースがつくれるでしょう。
>>施工事例:茨城県神栖市「余白が叶えた豊かな暮らし」
犬と楽しく暮らす注文住宅の施工事例
ここからは、全国のR+houseネットワークの工務店が手掛けた、ペットと暮らす注文住宅の施工事例をみていきましょう。連携して家づくりを行うR+houseネットワークの登録建築家たちは、お客様の理想の暮らしや希望などを丁寧にヒアリングし、ペットと暮らす衛生面や安全性、そして犬の習性・行動まで考慮しながら間取りやデザインなどをプランニングします。これから注文住宅を検討される方は、ぜひ施工事例を参考にしてください。
【夫婦+子ども+愛犬】犬の動線も確保した25坪の平屋
写真12 テラスでくつろぐ家族-min.jpg 43.25 KBこちらは、埼玉県所沢市にある敷地面積218.79㎡(66.18坪)、延床面積84.46㎡(25.54坪)のコンパクトな平屋です。
お施主様からは「美術館のような見た目」「外壁は継ぎ目がないように」とリクエストがあり、デザインされたスタイリッシュさが魅力の注文住宅。人と愛犬、両方の暮らしやすさが考え抜かれた、解放感のあるお住まいです。
写真13 玄関横にある愛犬専用の足洗い場-min.jpg 32.45 KB玄関の横には、毎朝の散歩で使用する愛犬専用の足洗い場が設置されています。お施主様が希望されたスタイリッシュさを重視し、タイルが美しいおしゃれな足洗い場になりました。
写真14 廊下のホールにある犬専用のスペース-min.jpg 37.19 KB廊下のホールには、犬専用のスペースであるケージスペースがあります。ケージの上には、ペットシートなどワンちゃんの日用品が収納できる棚が備え付けられています。
ロールスクリーンを下げれば、雑多な物も隠れてスッキリ見せられるでしょう。スクリーンを下まで閉めることで、ワンちゃんが夜寝るときにも明るさ調整が可能です。
写真15 犬専用の出入り口-min.jpg 42.51 KBケージスペースの奥は、なんとダイニングのカウンターデスクに組み込まれた扉につながっています。こちらは家族が集まるダイニングに行ける扉で、ワンちゃん専用の動線が確保されています。
写真16 光がたっぷり差し込むリビングダイニング.jpg 73.37 KB大きな掃き出し窓から光がたっぷり差し込むリビングダイニング。窓からは絶景を眺められ、夏には打ち上げ花火が見えることも。リビングの天井と引き戸の色を白にしたことで、軽やかさと明るさのある部屋に仕上がっています。
写真17 テラスで愛犬と遊ぶ家族.jpg 106.76 KB子どもたちと愛犬がのびのびと走り回れるテラスとお庭。天気の良い日はテーブルを出してご飯を食べたり、子どものジャングルジムを出して遊べたりするスペースです。奥には小さな畑があるので、夏は家庭菜園も楽しめます。
>>施工事例:埼玉県所沢市「愛犬と暮らす 開放感のある美術館のような家」>>参考コラム:おしゃれな平屋20選!R+houseネットワークの工務店が実際に手掛けた実例をご紹介!
【夫婦+愛犬】こだわりいっぱい!大人の趣味を楽しむ平屋
写真18 カウンターで犬を可愛がる男性-min.jpg 64.81 KBこちらは、千葉県印旛郡にある敷地面積200.00㎡(60.5坪)、延床面積87.77㎡(26.55坪)の注文住宅です。お施主様のこだわりがたっぷり詰まった、キャンプでのベース基地をイメージしたおしゃれなデザインが魅力の平屋です。
写真19 煙突がアクセントになった外観.jpg 76.84 KB外観は、薪ストーブの煙突がアクセントになった、おしゃれな水平シルエットのデザイン。
道路側から家の中の様子が見えないよう考慮して、窓の位置を決めています。
写真20 異素材をセンスよく組み合わせたLDK-min.jpg 121.89 KB愛犬も快適に生活できるため、床の大部分がモルタル仕上げになっています。床のモルタルや板張りの天井、ステンレス製のキッチンなど、異素材がセンス良く組み合わされている大人の空間です。キッチンの造作カウンターは、2分割して向かい合わせにするとダイニングテーブルとしても活用できる優れもの。
写真21 カヌーを収納できる大きな倉庫がある中庭-min.jpg 136.34 KBアウトドア好きのお施主様は、中庭にカヌーを収納できる大きな倉庫をつくりました。リビングから中庭につながるウッドデッキでは、犬が遊べたり、タープを張ってバーベキューを楽しんだり、いろいろ活用できるスペースです。
写真22 リビングの一角に設置したカウンター.jpeg 67.37 KBリビングの一角には、レコードプレーヤーが置けるオリジナルカウンターを設置しました。味わいある天板は、建て替え前のお家で使っていたダイニングテーブルをリメイク。愛犬も一緒に音楽を楽しめる、心地の良いリビングとなっています。
>>施工事例:千葉県印旛郡「夫婦と愛犬の趣味を楽しむ平屋」>>参考コラム:平屋の間取りで考えておきたいポイントを解説!後悔しない間取りとは
愛犬と快適に暮らせる注文住宅を建てるなら、R+houseネットワークの工務店にご相談ください
今回は、犬の部屋や専用スペースをつくるときのポイントや注意点などをまとめました。ご紹介した施工事例をもとに、家族の一員である愛犬と楽しく暮らせる間取りや暮らしの工夫を考えてみましょう。今回ご紹介した施工事例の他にも、R+houseネットワークの工務店ではペットと暮らす注文住宅を多数手掛けております。
住まい手の生活動線はもちろんのこと、愛犬の動線や暮らし方についても考慮された、理想的な家づくりプランをご提案いたします。機能性とデザイン性を兼ね備えた注文住宅を、手の届くコストで手に入れてみませんか。愛犬と快適に暮らせる注文住宅を建てたい方は、ぜひ全国のR+houseネットワークの工務店までご相談ください。
>>大切なペットとずっと快適に暮らしたい、を叶えた住まい!R+houseネットワークの施工事例はこちら