【住宅ローン減税】エリアによっては適用対象外に!
ALT_写真2_「LOAN」と書かれた積み木ブロックが置かれたデスク.jpg 51.65 KB2025年12月、政府・与党が住宅ローン減税の制度内容を見直す方向であると各メディアが報じました。
今回のニュースのポイントは、災害リスクの高いエリアにおける新築の住宅が住宅ローン減税の適用対象から外される点にあります。実際、自民党が公開した「令和8年度税制改正大綱」には、災害レッドゾーン内の新築住宅を、住宅ローン減税の対象外とするといった内容が盛り込まれました。つまり、選ぶ土地次第で税制のメリットを享受できるかどうかが決まることになります。
参考元:自民党|令和8年度税制改正大綱
【住宅ローン減税のニュースを整理】変更のポイントは?
マイホームを検討している方は、今回の税制改正でどのような変更があるのか、いつから適用されるのかなど、さまざまなことが気になるでしょう。ニュースのポイントを整理しながら、変更点をご紹介します。
【1】住宅ローン減税の要件に立地が追加!
【2】要件に立地が追加された理由
【3】改正後の制度が適用されるタイミング
【基本】そもそも住宅ローン減税とは?詳細をチェック!
ALT_写真3_家の模型と電卓.jpg 38.15 KB住宅ローン減税とは、家を建てたり購入したりする際に組んだ住宅ローンの年末残高に応じて、納めた所得税や住民税から一定額が差し引かれる仕組みのことです。控除額は、年末に残っている住宅ローンの金額に控除率0.7%を乗じたもの。例えば、年末に3,000万円の住宅ロ
ーンが残っている場合の控除額は、単純計算で21万円です。
住宅ローン減税には、住宅の省エネ性能が大きく関係しています。制度が適用されるのは、合計所得金額2,000万円以下のケースです。
また、19歳未満の子どもがいる子育て世帯、夫婦のうち少なくとも1人が40歳未満の若者夫婦世帯が優遇される仕組みがあることも特徴です。子育て世帯・若者夫婦世帯は、借入限度額が高く設定されています。借入限度額や控除期間を、住宅性能ごとにおさらいしていきましょう。
参考元:国土交通省|住宅ローン減税等の住宅取得等促進策に係る所要の措置(所得税等)
長期優良住宅・低炭素住宅の場合
ZEH水準省エネ住宅の場合
省エネ基準適合住宅の場合
そのほかの住宅
省エネ基準を満たさない家を新築したり購入したりする場合の借入限度額・控除期間を見ていきましょう。
|
借入限度額 |
控除期間 |
| 新築 |
支援対象外 |
- |
| 既存 |
2,000万円 |
10年 |
省エネ基準に満たない住宅を新築するときは、制度の対象外です。既存住宅を購入する場合は住宅ローン減税を受けられますが、控除期間が10年間となります。なお、子育て・若者夫婦世帯であっても、借入限度額は2,000万円です。
参考元:国土交通省|住宅ローン減税等の住宅取得等促進策に係る所要の措置(所得税等)
新制度導入により住宅ローン減税を受けられなくなるエリア
ALT_写真4_住宅のミニチュアと洪水ハザードマップ.jpg 78.01 KB先述のように、新制度の導入によって、災害危険区域・地すべり防止区域・急傾斜地崩壊危険区域といった災害レッドゾーンでは住宅ローン減税が適用されなくなります。それぞれどのような特徴のあるエリアなのかをチェックしていきましょう。
災害危険区域
地すべり防止区域
急傾斜地崩壊危険区域
土砂災害特別警戒区域
浸水被害防止区域
新制度導入後の家づくりのポイント
ALT_写真5_真鍮のペンダントライトが灯る、グレーのワークトップと白タイルがおしゃれな対面キッチン.jpg 181.28 KB住宅ローン減税に関する新制度の内容を考慮すると、家づくりでは大きく分けて以下の点が重要となってきます。
ハザードマップを確認しながら土地を探す
土地を検討するときは、洪水・土砂災害・高潮・津波など、各自治体のハザードマップを必ずチェックしましょう。特に重要なのが、災害危険区域や地すべり防止区域などの災害レッドゾーンに該当しないかどうかという点です。
候補地ごとにハザードマップの情報を確認して、災害リスクの低いエリアを選びましょう。また、価格だけを重視した土地選びを避けることも大切です。候補の土地が災害レッドゾーンにある場合は、地盤改良や構造強化、防水対策など、追加費用が必要となる可能性があります。また、住宅ローン減税の措置も受けられません。さまざまな観点からコストを比較して土地を検討しましょう。
R+houseは、土地探しのお手伝いも行っています。R+houseネットワークの工務店は、それぞれの地域に根付いた家づくりのプロです。地域の災害リスクや規制などをしっかり把握した上で、ご希望に合う土地をお探しします。土地と住まいの価格バランスを考慮したご提案をいたしますので、ぜひご相談ください。
>>参考コラム:【注文住宅の土地探し】完全攻略ガイド!失敗例から学ぶ成功の秘訣も>>参考コラム:注文住宅でできる水害対策は?ハザードマップの見方や高リスクな場所も紹介
住宅性能を重視する
住宅ローン減税に関するよくある質問
ALT_写真6_住宅とQ&A.jpg 84.29 KB最後に、住宅ローン減税についてのさまざまな疑問にお答えします。
ハザードマップの災害イエローゾーンにある土地は減税対象外ですか?
現時点で減税対象外となるのは、原則として災害レッドゾーンの新築住宅のみです。災害イエローゾーンに家を建てる場合は、住宅ローン減税が適用されるケースが多いでしょう。ただし「令和8年度税制改正大綱」には、災害イエローゾーンなどの立地要件については、引き続き検討中であると記載されています。今後変更となる可能性もあるため、家を建てる際には必ず新たな情報をチェックしましょう。
参考元:国土交通省|住宅ローン減税参考元:自民党|令和8年度税制改正大綱
災害レッドゾーンにある家を建て替える場合はどうなりますか?
住宅ローン減税が適用されます。今回の改正で住宅ローン減税の適用対象外となるのは、住宅を新築する場合です。すでに住んでいる家を建て替えたりリフォームしたりする場合は、災害レッドゾーン内であっても住宅ローンの税制優遇を受けられるでしょう。
参考元:国土交通省|住宅ローン減税
子育て世帯なら災害レッドゾーンに家を建てても優遇されますか?
制度の適用を受けたい場合は手続きが必要ですか?
住宅ローン減税を活用したマイホームのご相談はR+houseネットワークの工務店へ!
ALT_写真7_白壁に木製棚を設えた、お気に入りの雑貨を飾るシンプルで温かみのある書斎デスクスペース.jpg 115.42 KB2026年の税制改正により、住宅ローン減税は性能だけでなく立地も問われるようになりました。ハザードエリアのうち、災害レッドゾーンにおける住宅の新築は、制度の適用対象外となります。そのため、土地選びの際はさらなる慎重さが求められるでしょう。土地選びで迷う場合は、地域の情報に詳しい住宅会社に相談するのも1つの手です。
R+houseネットワークの工務店は、建築家による高性能な家づくりを、土地探しからサポートいたします。見学会のほか、勉強会や個別相談会も開催しています。理想の家づくりの一歩として、まずはイベントに参加してみませんか。
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