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賢い家づくり勉強会 講師のブログ

当たり前のように見えて当たり前ではない日本の住宅の現実(埼玉県 2018.12.2)

こんにちは。講師の塩味です。
今日は埼玉県越谷市でR+house加盟店・MITAS COMPANY株式会社様主催の賢い家づくり勉強会を行いました。
12月に入り一段と寒さが増してきた感じがしますが、本日もお子様連れのご家族を中心に16組の方がこの勉強会にご参加いただきました。
休日にもかかわらずこの勉強会にわざわざお越しくださり、本当に有難い限りです。

当たり前のように見えて当たり前ではない日本の住宅の現実 画像1

勉強会では気密性能についてご紹介していますが、気密性能が高いか低いかを判断するためにはC値を確認する必要があります。

このC値とは、『住宅における相当隙間面積』のことで、住宅の気密性能を表す指標として活用されています。しかし、すべての住宅会社がこのC値を計測している訳ではありません。ここが悩ましいポイントですね。

C値を確認するためには『気密測定』というものが必要になり、住宅会社に依頼すれば本来は実施してくれるものです。

ただ、一般的な住宅はこの気密測定を実施していませんので、実際のところ完成した新築住宅の隙間(C値)がどの程度あるのかが不明のまま引き渡しされているのが現状です。

結果として、実際に住んでみたら想像以上に寒い、こんなことが起きたりするのです。

とても残念なことですね。

東日本大震災以降、世の中の住宅会社が高断熱な家の供給をするようになり、断熱性能は確かに上がりました。

ただ、気密性能はまだまだ普及しきれていないのが現状で、自分の住宅がどの程度隙間があるのか、これが分からないまま生活している方が圧倒的に多いと言えるでしょう。

温めた空気や冷やした空気が隙間から逃げずに部屋の中にしっかりと広がっていく、当たり前のように見えて当たり前ではない日本の住宅の現実です。

 

これをしっかりと理解した上でご自身で住宅会社を選んだ際にはしっかりと気密測定を実施して、C値を必ず確認しましょう!

当たり前のように見えて当たり前ではない日本の住宅の現実 画像2

ちなみにC値は『1以下』が必須ですのでお忘れなく。

気密測定を行ってC値が1以上になっていた場合は、1以下になるまで必ず住宅会社に気密測定をやり直してもらいましょう。

これをしっかりと実施してくれる会社は皆さんの賢い家づくりをお手伝いしてくれると言えますね。

本日はここまでです。

皆さんの家づくりが素晴らしいものとなりますように。

講師:塩味

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