賢い家づくり勉強会 講師のブログ
どの地域にも地震の危険が潜んでいます(兵庫県 2019.6.9)
本日、兵庫県姫路市にてR+house加盟店・株式会社アール・ホーム さん主催の“賢い家づくり勉強会“の講師をさせていただきました小西です。
先週梅雨入りし、朝、自宅を出るときは雨模様でしたが、西日本エリアは非常に天気が良く、汗ばむぐらいでした。

さて、いつもの勉強会では断熱性能、気密性能については両方がそろって真の断熱住宅である事は何度かお伝えしておりますので、本日の勉強会は、耐震性能について触れてみたいと思います。
大きな地震が発生すると、その直後は皆さん非常に意識が高くなり、耐震性能について気にされますが、日が経ってしまうと、この意識は残念ながら薄まっているように感じます。
地震については地震ハザードマップ等で、自分のエリアがどの程度の地震の危険性があるのかを確認する事ができます。
但し、ハザードマップの危険度の高いエリアに入っていないからといって、大丈夫であると判断するのは危険です。
熊本の地震では、ハザードマップ上は危険度は関東や東南海ほど高くはなく、地元の方の意識も大きな地震が来るとは想定していなかったようです。
日本で地震に対し安全な地域はないと考えていた方が良いでしょう。

では、どうしたらよいのかという事ですが、木造の平屋、2階建てではあまり実施されていない構造計算を行い、耐震等級3の住宅を建てる事がポイントです。
ダンパーなどを追加で取りつけるなどの対策もあるでしょうが、個人的にはそもそもの基本性能を高くしておくことの方が重要であると考えます。
断熱・気密性能も当然ですが、構造についても忘れずに意識して住宅づくりをおこなってください。
講師:小西
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