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建築用語集

UA値

UA値(外皮平均熱貫流率)とは建物の断熱性能を表す値であり、値が小さいほど断熱性に優れています。もともとは、Q値(熱損失係数)が建物の断熱性能を示していましたが、平成25年10月1日から施行された改正省エネルギー基準によりUA値に変更されました。
UA値は、建物内外の温度差が1度の場合における建物全体の熱損失量を、外皮等面積で割ることで算出できます。熱損失量とは、屋根・壁・床など建物の各部位を通して、建物内から外へと出ていく熱量のことです。建物の部位ごとに熱損失量は異なるため、建物全体の熱損失量を計算する際には、まず各部位の熱損失量を求める必要があります。各部位の熱損失量は、その部位のU値(熱貫流率)×その部位の面積×温度差係数で計算可能です。U値は各部位に使われている材質によって異なり、温度差係数も各部位が接する外気の区分によって決定されます。そして部位ごとに算出した熱損失量を合計したものが、建物全体の熱損失量です。
外皮等面積は、熱的境界となる屋根・壁・床・開口・土間の面積を合計したものです。UA値を求める際は建物全体の熱損失量を外皮等面積で割りますが、Q値を求める際は床面積で割ります。これがUA値とQ値の主な違いです。

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