福井県の注文住宅費用相場とは?
写真②家とお金について悩む男性.jpg 97.2 KB福井県で家づくりをしようと考えた場合、どの程度の費用が掛かるのでしょうか。住宅金融支援機構は毎年固定金利ローンのフラット35を利用した人のデータを、利用者調査として公表しています。2024年の利用者調査によると、福井県で土地付注文住宅を購入した方の平均建設費は約3,237万円でした。また土地の借り入れをせず注文住宅を建てた方の平均建設費は約4,293万円です。
これらの調査結果から、福井県の注文住宅費用相場は、約3,200万~4,300万円と考えられます。参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2024年度集計表
福井県の土地坪単価の目安とは?
国土交通省は毎年、公平な土地取引を促すために、標準地ごとの地価公示を発表しています。
2025年の福井県の住宅地における平均地価公示坪単価は、約129,587円(約39,200円/㎡)です。またすべての用地を含めた平均土地坪単価は約178,512円(約54,000円/㎡)です。2025年の地価公示では、北陸新幹線開業の影響により、全用途の平均変動率が30年ぶりに上昇。商業地でも、2年連続で変動率が上昇しました。また住宅地では29年連続で下落となりましたが、変動率の幅は4年連続で改善しています。中には、福井市や鯖江市、敦賀市など、数年連続で住宅地における地価が上昇しているエリアも。今後も北陸新幹線開業の影響を受け、地価が持ち直す可能性があるでしょう。以下は、2025年における福井県の主な地価公示坪単価です。ぜひ土地探しの参考にしてみてください。
| 所在地 |
坪単価 |
最寄駅・距離 |
| 福井市宝永3丁目 |
約314,050円(95,000円/㎡) |
福井・900m |
| 福井市文京3丁目 |
約282,314円(85,400円/㎡) |
福大前西福井・700m |
| 福井市宝永1丁目 |
約243,967円(73,800円/㎡) |
福井・1,200m |
| 福井市町屋3丁目 |
約195,041円(59,000円/㎡) |
まつもと町屋・420m |
| 敦賀市清水町2丁目 |
約231,736円(70,100円/㎡) |
敦賀・500m |
| 敦賀市呉竹町1丁目 |
約153,388円(46,400円/㎡) |
敦賀・1,800m |
| 小浜市南川町 |
約164,959円(49,900円/㎡) |
小浜・900m |
なお、上記の土地においては、地価の下落が見られませんでした。
参考元:福井県|令和7年地価公示(福井県分)の概要について参考元:国土交通省 不動産情報ライブラリ|国土交通省地価公示・都道府県地価調査の検索
福井県の平均年収とは?
年収に合った家づくりとは?
福井県の平均的な世帯収入の家庭では、家づくりの予算をどのように考えれば良いのかを解説しましょう。家づくりの費用が年収の何倍に当たるかを表すものを年収倍率と呼びます。年収倍率は以下のように計算して求めます。
年収倍率=住宅にかかる総費用÷年収
2024年、福井県でフラット35を利用して、土地付き注文住宅を購入した方の平均年収倍率は約6倍、土地なしの場合は約7倍です。年収を約550万円とすると、年収倍率6倍で3,300万円、7倍で3,850万円になります。
年収に合った適正な住宅ローン返済額とは?
写真④家とローンと書かれた積み木.jpg 24.54 KB家づくりに住宅ローンを利用する場合、返済を滞りなくできるよう、しっかりと計画しておく必要があります。そこで考えておきたいのが返済負担率です。年間のローン返済が年収のどれくらいの割合に当たるかを求めるものを返済負担率といい、以下の方法で計算します。
返済負担率=年間のローン返済額÷年収×100
金融機関では通常住宅ローンの審査を通過するために、返済負担率は25~35%が勧められています。ただし生活に余裕を持たせたい場合、返済負担率は低いほど返済額が減るため、20~25%が理想です。教育費など将来的にかかる費用を考慮しながら、自分の暮らしに合った住宅ローン返済額を考えると良いでしょう。
なお、2024年に福井県でフラット35を利用して注文住宅を建てた方の総返済負担率は、土地付注文住宅で23.3%、土地なしでは23.7%となっています。R+houseネットワークの工務店では、資金計画から家づくりをサポート。マイホーム計画の進め方や住宅ローンなど、住まいのさまざまな疑問に関する個別相談会も、全国各地で開催中です。
参考元:住宅金融支援機構|フラット35利用者調査 2024年度集計表>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
福井県の家づくりでコストを削減するコツとは?
ここでは、福井県の家づくりでコストを削減するコツを紹介します。
手ごろな土地を選ぶ
建物の構造をシンプルに
家づくりでは構造をシンプルにすることで、コスト削減につながります。総二階の建物にすると屋根や基礎にかかる部分を抑えられるほか、床面積を少し狭めて、コンパクトな家にすることでも費用を抑えられます。また、間取りを考える際は、ドアや壁などの仕切りを減らすことも節約に有効です。ほかにも、和室をなくしてリビングの一角に小上がりの畳スペースを設けたり、書斎をなくしてリビングの一角にカウンターを設置したりするのもおすすめです。可能であればトイレを1カ所にしたり、浴室、キッチンなど水回りを近い位置に配置したりすると給排水管の工事費用を抑えられます。
>>参考コラム:注文住宅のこだわりを予算内で叶えるには?優先順位や失敗事例をご紹介
福井県の家づくりで外せないポイントとは?
写真⑤住居模型と耐震補強用工具.jpg 91.86 KBここからは福井県における家づくりで、外せないポイントを紹介しましょう。
雪や地震に強い家づくり
子育てや家事がしやすい家づくり
写真⑥3人目妊娠中のママと次男を抱っこするパパとお兄ちゃん.jpg 84.85 KB5年ごとに全国で行われている国勢調査によると、2020年の福井県の共働き率は61.2%と高く、全国で1位の水準です。福井県では多くの人が子育てや家事と仕事を両立しているといえるでしょう。家づくりにおいても、子育てや家事のしやすさが重要なポイント。洗濯物を干すスペースを室内に設けたり、キッチン横に大きなパントリーを設けたりすると家事動線が良くなります。将来を見据えつつ、ロボット掃除機が稼働しやすいバリアフリー構造を取り入れるのもおすすめです。また、家事をしながらでも家族の様子を見守れるように、リビングをキッチンから見渡せる間取りを採用するのも良いでしょう。リビング階段の設置も子育てのしやすさにつながります。家づくりの際はコンセントの位置や、収納スペースまで吟味して、快適に暮らせるよう計画しましょう。
R+houseでは、建築家が住む人の暮らしやすさを考慮した設計を提案します。子育てや家事がしやすい家づくりを求める方におすすめです。
参考元:福井県|令和2年国勢調査 就業状態等基本集計 福井県結果の概要>>参考コラム:建築家と注文住宅を建てる魅力とは? 3つのメリットと建築家住宅の実例
断熱性能の高い家づくり
福井県は県の中央部を境に、南越前町から北が嶺北地域、敦賀市から南が嶺南地域に区分されます。どちらの地域も日本海側特有の「夏は蒸し暑く、冬は曇りや雨が多い」気候です。ただし、嶺北地域は冬の気温が低く降雪が多いのに対し、嶺南地域は比較的温暖。冬でも降水・降雪が少ないのが特徴です。
福井県での家づくりでは断熱性能に考慮し、少ないエネルギーでも快適に暮らせるよう冷暖房効率を高めるのがおすすめです。R+houseでは国の省エネ基準を上回る断熱性を実現しています。
参考元:福井県|本県の地理>>参考コラム:注文住宅の断熱性能はなぜ必要?3つのメリットを解説!
福井県の家づくりはR+houseネットワークの工務店にお任せ!