広島県で注文住宅を建てる際の費用相場は?
写真②家購入プランイメージのシンプル線画イラスト-min .jpg 78.37 KB広島県は、中国地方最大の都市圏を有しながら、瀬戸内海と中国山地の豊かな自然に恵まれています。気候は地域によって異なり、沿岸部は年間を通して晴天が多い瀬戸内式気候ですが、北部の山間部では降水量が多く、冬季には積雪が多いのが特徴。また、広島市を中心とした大都市地域には、世界遺産などの名所や観光スポットも多く、非常に暮らしやすい場所として知られています。
このような多様な魅力を持つ広島県で注文住宅を建てるにあたり、知っておきたい建築相場や坪単価について詳しく見ていきましょう。参考元:広島県|第3章 広島県の地域概況
注文住宅の建築相場
住宅金融支援機構が、住宅ローン「フラット35」の利用者を対象に2024年度に調査集計した建築相場は以下の通りです。
注文住宅のみ
| 地域 |
住宅面積 |
敷地面積 |
建築費 |
| 全国 |
35.85坪(118.5㎡) |
99.73坪(329.7㎡) |
約3,932万円 |
| 三大都市・首都・近畿・東海以外の地域 |
35.66坪(117.9㎡) |
119.6坪(395.4㎡) |
約3,742万円 |
| 広島県 |
38.08坪(125.9㎡) |
96.68坪(319.6㎡) |
約4,306万円 |
このデータから、
広島県で注文住宅を建てた場合、全国平均より建築費が約374万円高いことが分かります。また、全国平均より敷地面積は狭いものの、住宅面積は広くなっています。これは、敷地面積を抑える代わりに、建物の質や広さに費用をかけている傾向があるためでしょう。
坪単価で見ると、広島県の建築費と住宅面積をもとに算出した平均坪単価は約113万円(建築費÷住宅面積で算出)です。これは、全国の注文住宅の平均坪単価の約110万円を上回っており、広島県では、坪単価が高い傾向にあることが分かります。
参考元:住宅金融支援機構|「2024年度 フラット35利用者調査」注文住宅
土地付注文住宅
| 地域 |
住宅面積 |
敷地面積 |
建築費 |
| 全国 |
33.6坪(111.1㎡) |
75.99坪(251.2㎡) |
約3,512万円 |
| 三大都市・首都・近畿・東海以外の地域 |
34坪(112.4㎡) |
92.72坪(306.5㎡) |
約3,549万円 |
| 広島県 |
36.06坪(119.2㎡) |
79.95坪(264.3㎡) |
約3,784万円 |
土地付きで注文住宅を建てた場合も、広島県の建築費は全国平均より約272万円高いという結果になりました。住宅面積は広い一方で、敷地面積は全国平均と比べるとやや広いものの、地方圏平均よりは狭い傾向にあります。これは、土地代が高いエリアにおいて、建築費用に重点を置く地域であるからだと推測できます。
この建築費に加え、別途かかる土地代を考慮に入れることが、総費用を把握する上で非常に重要です。
参考元:住宅金融支援機構|「2024年度 フラット35利用者調査」土地付注文住宅
広島県の地価公示価格から見る坪単価は?
国土交通省では、土地取引における指標を示すための地価公示価格を公表しています。
広島県における2025年の地価公示価格の平均は、坪単価約56万円(170,466円/㎡)で、住宅地の平均は、坪単価約31万円です(94,045円/㎡)また、特に地価が高いエリアの地点別坪単価を見てみると、価格が大きく異なることがわかります。
<広島県内の主要な公示地価地点>
| 市町村 |
坪単価平均 |
| 広島市中区中町9 |
約559万円/坪(1,690,000円/㎡) |
| 広島市東区牛田中1 |
約114万円/坪(346,000円/㎡) |
| 広島市南区出汐1 |
約104万円/坪(315,000円/㎡) |
| 広島市西区己斐本町3 |
約88万円/坪(266,000円/㎡) |
| 安芸郡府中町大須1 |
約81万円/坪(245,000円/㎡) |
| 廿日市市串戸4 |
約56万円/坪(169,000円/㎡) |
| 安芸郡海田町東昭和町2 |
約55万円/坪(167,000円/㎡) |
土地付注文住宅を建てる場合の広島県の平均的な敷地面積である約80坪(264.3㎡)をもとに、上記の坪単価で土地を購入した場合の費用の概算を出してみましょう。
・広島市中区中町(最高額地点):約4億4,640万円
・安芸郡府中町(人気エリア):約6,480万円
・廿日市市や安芸郡海田町(郊外主要エリア):約4,400万~4,480万円
このように、広島市と周辺の安芸郡・廿日市市などでは、土地の購入費用に大きな差があり、住宅の総予算に与えるインパクトは非常に大きいことが分かります。特に広島市中区の坪単価が突出しているのは、商業施設の集中や高い交通利便性が背景にあります。土地探しの際は、エリアごとの価格差と、地盤の状況や災害リスクなども含めて詳細に確認することが重要です。
参考元:土地代データ|広島県>>参考コラム:注文住宅の坪単価とは?坪・㎡(平米)の広さの目安を解説!
年収から考える注文住宅のコストとローン
写真③住宅ローン-min.jpg 85.64 KBまずは、住宅金融支援機構が、住宅ローン「フラット35」の利用者を対象に2024年度に調査集計した表から、平均世帯年収を見てみましょう。
<世帯年収>
| 地域 |
注文住宅 |
土地付注文住宅 |
| 全国 |
約653万円 |
約729万円 |
| 三大都市・首都・近畿・東海以外の地域 |
約639万円 |
約695万円 |
| 広島県 |
約673万円 |
約745万円 |
広島県の世帯年収は、注文住宅・土地付き注文住宅ともに全国平均を上回っています。
これらの平均年収を参考に、ご自身の年収や資金計画で注文住宅を建てることが可能かどうかを考える必要があります。実際に注文住宅で借りることができるローンの相場や返済額を見ていきましょう。
参考元:住宅金融支援機構|「2024年度 フラット35利用者調査」
注文住宅で借入可能な住宅ローンの相場
住宅ローンを利用して注文住宅を建てる際には、借入可能なローン相場を知っておく必要があります。ローン相場を知るうえで必要なのが「年収倍率」。年収倍率とは、住宅を購入する際の所要資金が年収の何倍かを表した値です。
一般的に、住宅ローンの無理のない借入額は、年収の5~6倍が目安の一つとされています。
・年収400万円の借入額は2,000万円~2,400万円
・年収500万円の借入額は2,500万円~3,000万円
・年収600万円の借入額は3,000万円~3,600万円
上記を参考に、世帯の年収合計から計算してみましょう。ただし、世帯の貯蓄や家族の人数などによって返済額は変わってくるので、注意が必要です。
無理のないローン返済比率は?
住宅ローンの「返済比率」とは、年収におけるローン年間返済額の割合のこと。年間返済額を自分の年収で割り、100をかけて割合(%)を計算します。
たとえば、年収500万円で、年間返済額が150万円の場合、150万円÷500万円×100=30となり、返済比率は30%ということになります。
借入可能な返済比率は、金融機関によって異なりますが、一般的に無理なく返済可能な比率は30%と言われています。住宅金融支援機構が、住宅ローン「フラット35」の利用者を対象に2024年度に調査集計した「土地付注文住宅」の総返済負担率(返済比率)を見てみましょう。
| 地域 |
総返済負担率(返済比率) |
| 全国 |
26.8% |
| 三大都市・首都・近畿・東海以外の地域 |
26.2% |
| 広島県 |
26.0% |
上記データによると、広島県・全国ともに、一般的に推奨される30%を下回る水準となっています。この結果から、多くの人が住宅ローンの上限に近い水準で借り入れを行っている、もしくは無理のない返済を意識して借り入れを行っていることが推測されます。
無理のない返済計画を立てるためには、30%を上限の目安とし、より現実的に月々のローン返済額を知るために、返済比率を考える際には「手取り額」を基準にシミュレーションしておきましょう。参考元:住宅金融支援機構|「2024年度 フラット35利用者調査」土地付注文住宅>>参考コラム:注文住宅を建てるときに資金計画は必要?重要性と計画の立て方を解説
年収別に建てられる無理のない注文住宅とは?
写真④岩手県_無垢材の勾配天井を間接照明でライティングしたキッチン .jpg 241.05 KB年収別に、無理なく建てられる注文住宅が、どんな家に仕上がるかのイメージを見ていきましょう。
年収400~500万円
ハウスメーカーや工務店から提案されたものから外観や間取りを選択します。箱形のシンプルな外観になるでしょう。
年収600~700万円
高断熱高気密など性能面を高め、キッチンやお風呂など家の一部の場所の設備を豪華にすることが可能です。家づくりの自由度が高くなり、バルコニーやガレージなどこだわれる部分も多くなります。
年収800~900万円
キッチンやお風呂など家の複数の場所の設備を豪華にしたり、部屋数を増やしたりとさらに自由度が上がります。自分の理想の外観や間取りを採用した家づくりができるようになります。
年収1,000万円以上
設備だけでなく、建築家にデザインを依頼して全て自分の理想を詰め込んだ家づくりができます。面積や間取り、外観、部屋数など自由自在にカスタマイズできます。
注文住宅を建てる際にコストを抑えるには?
◆電卓の上にコストと書かれた積み木.jpg 20.94 KB
注文住宅を建てる際に、こだわりすぎて予算を超えてしまった場合、どこかで費用を抑える必要があります。コスト削減する際に見直したいポイントを見ていきましょう。
・建物
床面積を減らし、屋根や外壁のデザインを見直しましょう。
・間取り
部屋数や窓数、収納スペースなどを減らし、玄関ホールの有無を再考しましょう。
・設備・性能
水回り設備のランクを見直し、照明やエアコンなど自分で手配できるものは自分で用意しましょう。
広島県で注文住宅を建てるときのポイント
point英文字スタンプと水色の色鉛筆jpg.jpg 87.64 KB
広島県は、都市機能と豊かな自然が共存しているため、まずはどのようなところで暮らしたいかを明確にすることが非常に重要です。また、広島県内には、これまで何度も台風や豪雨など大きな災害に見舞われている土地があります。特に、2014年8月には133戸の家屋が全壊する豪雨、2018年7月には1,029戸もの家屋が全壊する豪雨被害がありました。そのため、
注文住宅を建てる際には、コストを抑えるのも重要ですが、外観や部屋数以外の性能にこだわるのも重要なポイント。R+houseネットワークの工務店では、台風などの強い風にも耐える「耐風等級2」の確保をしており、広島で起こる可能性がある災害に対応した家づくりができます。
参考元:広島県 土砂災害ポータルひろしま|広島県の主な災害>>参考コラム:注文住宅でできる水害対策は?ハザードマップの見方や高リスクな場所も紹介
広島県で注文住宅を建てるならR+houseネットワークの工務店がおすすめ!
写真⑦家と電卓や虫眼鏡を持つ住宅会社の作業員のイラスト-min .jpg 95.03 KB注文住宅を建てる際には、自分の年収に合わせた家づくりが必要です。R+houseネットワークの工務店は、デザインや性能だけでなく、コストのバランスも重視。耐震等級3や耐風等級2の最高等級で、安定性に優れた住みやすい家づくりをいたします。年収に合わせて無理のない注文住宅を建てるなら、R+houseネットワークの工務店にご相談ください。
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