住宅の鉄骨階段とは?デザイン特徴を紹介
ALT_写真2-ダイニングから見る鉄骨階段と木製ベンチ.jpg 105.34 KB鉄骨階段とは、その名のとおり鉄骨でできている階段のこと。階段の側面や踏み板、手すりなどに鉄骨(スチール)が用いられています。ただし、すべてのパーツを鉄骨で構成しているとは限りません。踏み板は木材で手すりだけスチールといった組み合わせも可能です。
デザイン面では、踏み板と踏み板の間の垂直部分をふさぐ「蹴込み板(けこみいた)」がない、スケルトン階段にするケースが多い傾向にあります。
>>参考コラム:注文住宅の階段の種類とデザインは?参考にしたい施工事例10選
鉄骨階段を取り入れるメリット・デメリット
ALT_写真3-min_MeritとDemeritの文字入り古い木製道しるべ.jpg 92.9 KB続いて、マイホームに鉄骨階段を設置するメリットとデメリットを確認しましょう。
鉄骨階段のメリット【5つ】
鉄骨階段には、次の5つのメリットがあります。
・デザイン性が高くておしゃれ
・開放感がある
・効率的な採光や空気循環が叶う
・階段下を有効活用しやすい
・強度が高い
鉄骨階段自体のデザイン性が高いため、設置することで室内が一気にスタイリッシュになります。家のアクセントとしても活躍し、おしゃれな空間を演出してくれるでしょう。
スケルトン階段の場合、蹴込み板がない分、視覚的な圧迫感が少なく、開放感を得やすいでしょう。さらに、光や風を遮らないので、室内全体が明るく心地よい環境に整います。階段下も暗くなりにくく、子どものプレイルームやワークスペースなどとして有効活用できるのもメリットです。
加えて、鉄骨自体の強度が高いため、細いデザインやスケルトン階段にしても強度が安定しており、こだわりの設計を反映しやすいでしょう。
鉄骨階段のデメリット【3つ】
おしゃれな鉄骨階段ですが、把握しておきたい懸念点もあります。
・コストがかさみやすい
・落下対策が必要
・冬は触れた部分が冷たく感じやすい
木材の階段に比べて、費用がかかる傾向にあります。というのも、鉄骨の素材自体が高いだけでなく、設置には技術力が求められるため。鉄骨階段を検討する際は、しっかり見積もりを確認することが大切です。
スケルトン階段にすると、蹴込み板部分に隙間ができます。小さな子どもやペットがいる家庭は、必要に応じて落下防止ネットの設置など対策を講じなければなりません。
また、鉄骨は熱伝導率が高いため、触れた瞬間に体温が素早く鉄へと移動します。室内に置かれた鉄と木はどちらも室温と同じ温度になりますが、鉄骨の階段は体温の熱を急速に奪うため、冬場は特に「冷たさ」として感じやすくなります。
【R+house】おしゃれな鉄骨階段の施工事例11選
では、実際に鉄骨階段をマイホームに取り入れた施工事例を見ていきましょう。R+houseネットワークの工務店では、数多くの鉄骨階段の設置実績があります。なかでもおしゃれな事例を、厳選してご紹介します。
事例1:リビング|安全性を兼ね備えた鉄骨階段
ALT_写真4-リビングに面した大きな窓と木製段板の鉄骨階段.jpg 122.45 KB手すりに鉄骨、踏み板に木材を使った階段です。踏み板の片方が壁についており、安全性にも配慮しています。
階段を含めたリビング全体が明るく、木・ブラック・ホワイトで統一した、まるで美術館のようなおしゃれな雰囲気を演出しました。>>施工事例:静岡県浜松市「美術館のような洗練されたスタイルの家」
事例2:玄関|家に入った瞬間に目をひく白い階段
ALT_写真5-グレーの内装に映える白いパンチングメタルの階段.jpg 147.8 KB玄関の吹き抜け部分に鉄骨階段を設置しました。屋外と室内をつなぐ、中間領域を作る役割を果たしています。大きな特徴は、素材。
パンチングメタルを用いているため、踏み板や蹴込み板部分に透け感があります。さらに、階段全体がホワイトカラーで、目をひく存在となっています。
>>施工事例:島根県益田市「中間領域で周囲にそっと心を開く住まい」
事例3:リビング|鉄骨階段が引き締める空間
ALT_写真6-落下防止ネットが張られた鉄骨階段とリビング空間.jpg 114.46 KB木材をふんだんに使った空間に、直線的な黒い鉄骨階段を取り入れることで、引き締まった印象を与えています。スケルトンデザインのため、階段下のカウンターデスクが暗くなりません。手すりにネットをかけ、安全性にも配慮しました。
>>施工事例:三重県伊賀市「大きな吹き抜けを中心に 友人や親戚が集うお家」
事例4:玄関|デザイン性が高い稲妻ササラ階段
ALT_写真7-階段下に設けられた木製カウンターの洗面台と鉄骨階段.jpg 99.98 KB横から見ると稲妻のようなデザインになっている「稲妻ササラ階段」を採用した住宅です。玄関を入った先に設置しました。階段下には洗面スペースを配置していますが、スケルトンデザインなので圧迫感がありません。さらに、階段の上部は吹き抜けで、玄関ホール全体に開放感をもたらしています。
>>施工事例:新潟県燕市「快適性とデザイン性を兼ね備えた家」
事例5: ホール|らせん状の鉄骨階段が住まいのシンボル
ALT_写真8-白い空間に設置された黒い鉄骨と木製段板の螺旋階段.jpg 72.11 KB美しいらせんを描く、鉄骨階段。
優雅さを演出する、家のシンボルとなっています。階段を上がった先にはリビングやダイニング、キッチンがある間取り。リビングの大きな窓から、吹き抜けを通して自然光が降り注ぎ、階段やホールを明るくしてくれます。
>>施工事例:福岡県大牟田市「さりげなく目立つ家」
事例6: リビング|スキップフロアにもなる階段
ALT_写真9-吹き抜けの大窓と木目階段を見下ろすアングル.jpg 127.99 KB木材の踏み板に、グレーの鉄骨がアクセントになっている階段をリビングに設置しました。
あえて踊り場を広くすることで、スキップフロアとしても活用できるようになっています。お施主様と相談し、踊り場の下のスペースにペットのケージを置けるように計画しました。
>>施工事例:長野県東御市「ウチとソトが繋がる、大開口LDKの家」
事例7: 玄関・リビング|鉄骨階段が光の通り道に
ALT_写真10-和室と隣接する光が差し込む鉄骨階段.jpg 109.21 KBこちらの住宅には、鉄骨階段が2つ設置されています。1つは、玄関から2階のリビングダイニングへ続く階段。もう1つが、リビングに隣接する畳スペースから屋上に向かう階段です。
2つの階段が同じ吹き抜け部分にあり、屋上の窓から1階まで光を届ける道となっています。>>施工事例:愛知県名古屋市「スカイガーデンのある 光があふれる家」
事例8: リビング|ピクチャーウィンドウが迎える階段
ALT_写真11-天窓から青空が見える木製段板の階段.jpg 91.38 KBスタイリッシュで直線的な鉄骨階段が、リビングをより洗練された印象に引き上げています。
階段を上ると、大きなピクチャーウィンドウが登場。その日その日の風景を芸術的に切り取ります。また、採光の役割も果たし、階段の隙間からリビングへ自然光を届けます。
>>施工事例:熊本県熊本市「DJブースのある 生活しやすいお家」
事例9: 玄関|個性的かつ開放感のあるデザイン
ALT_写真12-正面から見る木製段板と黒い鉄骨手すりの階段.jpg 88.68 KB玄関ホールに溶け込む、鉄骨階段です。
正面から見ても圧迫感がなく、まるで階段が空中に浮かんでいるよう。手すりの鉄骨部分が踏み板に対して垂直に伸びているデザインも個性的で、一般的な鉄骨階段とは一線を画しています。
>>施工事例:新潟県長岡市「花火を楽しむ家」
事例10: 玄関・LDK|キッチンから家族を見守れる家
ALT_写真13-ダイニングキッチンとリビングの奥にある鉄骨階段.jpg 154.97 KB広い玄関の土間と、LDKの間に鉄骨階段を配置。
キッチンに立つと玄関・リビング・階段を一望でき、家の中でゆったり過ごす家族の様子を見守れます。また、階段を折り返す形状にすることで、ゆるやかな傾斜を実現。足への負担をやわらげてくれます。
>>施工事例:三重県伊賀市「BMXと共に暮らせる理想の家」
事例11: LDK|グレーの鉄骨階段で無機質さを演出
ALT_写真14-白い鉄骨階段とグレーの内装が広がる空間.jpg 90.85 KBすべてグレーの鉄骨で仕上げられている階段です。
室内を無機質な内装で統一しており、階段のデザインも部屋の雰囲気づくりに一役買っています。スケルトン階段にすることで、LDK全体の開放感も確保しました。また、階段の途中に踊り場を設け、安全面にも配慮しています。
>>施工事例:広島県福山市「Public to Private HOUSE」
鉄骨階段で後悔しないためのポイント
ALT_写真15-POINTブロックと筆記用具.jpg 88.89 KB存在自体のデザイン性が高い鉄骨階段ですが、取り入れる際に配慮すべきポイントがあります。「失敗した」と後悔しないよう、次の4点を意識してみてください。
室内のイメージと素材の組み合わせを考える
すべて鉄骨にするのか、一部に木材やガラスなど異素材を組み合わせるのかの検討が必要です。目指したいマイホームの雰囲気を踏まえながら考えてみてください。
例えば、ナチュラルな空間にしたい場合、踏み板部分に木材を採用するといいでしょう。モダンでスタイリッシュな印象が理想であれば、ブラックの鉄骨で統一することで、よりイメージに近づきます。
鉄骨階段の配置場所を検討する
階段の位置は、生活のしやすさや住宅全体の雰囲気に影響を与えます。リビングにスケルトン階段を配置すると、明るく開放感のあるスペースになるでしょう。玄関に設置する場合、帰宅時の動線がスムーズになります。
ただし、スカートをはいて隙間が大きい階段を行き来するときなど、下からの目線が気になることもあるでしょう。とくに来客が多い家庭は、目に入りにくい場所に階段を設置するなど工夫が必要です。
住宅性能を高める
スケルトン階段は、風通しが良くなる一方、冷暖房で調整した温度が逃げかねません。
そのため、住宅の断熱性と気密性を確保することが大切です。断熱性とは、室内外の熱の往来を防ぐ性能のこと。気密性は、家の隙間を小さくして、空気の移動を抑える性能です。断熱性と気密性に優れた家は、快適な室温を逃がしません。スケルトン階段を取り入れても、過ごしやすい環境をキープできるでしょう。
全国各地にあるR+houseネットワークの工務店では、高断熱高気密の家づくりに力を入れています。ハイグレードの基準をクリアした「夏は涼しく、冬は暖かい」住宅を実現。高性能住宅のご相談は、R+houseネットワークの工務店へお声がけください。
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鉄骨階段に割く予算を決める
お伝えしたように、鉄骨階段はコストがかさむ傾向があります。デザインや階段の形状にこだわりすぎると「想像より高くついた」という事態になりかねません。鉄骨階段の予算を決めて、計画を進めましょう。
費用を抑えたい場合は、直線の形状にしたり、デザインをシンプルにしたりといった方向性で検討してみてください。
おしゃれな鉄骨階段のある家づくりはR+houseネットワークの工務店で!
ALT_写真16-岐阜県_山並みを背に植栽が映える白い外壁のモダンな二階建て住宅 .jpg 261.33 KBコスト面などのデメリットはありますが、おしゃれで明るい住まいを実現するために、鉄骨階段は非常に有効な選択肢です。今回ご紹介した施工事例や意識したいポイントなどを参考に、鉄骨階段を取り入れたプランも検討してみてください。
R+houseネットワークの工務店は、建築家とタッグを組み、鉄骨階段を含めたデザイン力に自信があります。さらに、断熱性と気密性を兼ね備えた家づくりで、快適な暮らしを提案します。お近くのR+houseネットワークの工務店と一緒に、おしゃれな鉄骨階段があるマイホームを叶えませんか。
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