山口県の地銀・信用金庫の住宅ローン商品にはどんなものがある?
ALT_写真2-車や住宅のローン返済 .jpg 79.67 KB山口県内シェアのトップ「山口銀行」を含む3つの金融機関の住宅ローン商品をそれぞれいくつかピックアップしました。金利など特徴もあわせてご紹介します。
山口銀行
山口銀行は、
山口県内トップのシェアを誇る地方銀行です。下関市に本店を構え、国内に109の支店を有しています。山口銀行の住宅ローンには以下3種類があります。
| 商品名 |
金利 |
| YCG住宅ローン |
変動金利 年1.125% 3年固定金利 年2.250% 5年固定金利 年2.500% 10年固定金利 年3.250% |
| YCG住宅ローン(融資手数料型) |
変動金利(保証料込) 年1.025%~1.325% |
| 機構買取型住宅ローン フラット35 |
全期間固定金利 年2.820%~3.470% |
※2026年7月現在の適用金利です。
「YCG住宅ローン」は5.5万円(税込)の事務取扱手数料のほか、別途保証料が必要です。一方で「YCG住宅ローン(融資手数料型)」は借入額×2.20%の融資手数料がかかるものの、保証料は不要(金利に含まれる)となるため、保証料を一括で支払う必要はありません。
「機構買取型住宅ローン フラット35」の借入金利は借入期間や借入割合(建設費・購入価格に対する借入額の割合)に応じて異なります。全期間固定金利のため、毎月の返済額が一定なのが特徴です。
参考元:山口銀行|住宅ローン
西京銀行
山口県の第二地方銀行として知られるのが西京銀行です。周南市に本店を構え、県内には29の支店があります。住宅ローンは1種類だけですが、住宅引き渡しの前にかかる費用のための融資もあります。
| 商品名 |
金利 |
さいきょう住宅ローン (山口・広島県内で住宅ローンを組む場合) |
変動金利 Aプラン定率型 0.85%~1.15% 変動金利 Bプラン定額型 1.08%~1.38% 固定金利 5年間 2.50%~2.80% 固定金利 10年間 2.90%~3.20% |
| 住宅ローンつなぎ資金 |
固定金利 2.525% |
※2026年7月現在の適用金利です。
変動金利型の「Aプラン」は融資事務手数料が「借入額×2.2%(税込)」となるプランです。初期費用は高くなりますが、借入金利が低く抑えられます。一方で、変動金利型の「Bプラン」や「固定金利型」の借入金利は、Aプランと比較して少々高く設定されていますが、融資事務手数料は4.4万円(税込)と固定されているため、初期費用を低く抑えたい方におすすめです。
また西京銀行が提携する不動産業者やハウスメーカーのとりあつかう物件であれば、「住宅ローンつなぎ資金」を利用できます。これは住宅の引渡し前にかかる費用(土地の購入費、建物工事の着工費など)を支払うための融資です。
参考元:西京銀行|さいきょうローン
西中国信用金庫
西中国信用金庫は、山口県内で山口銀行・西京銀行に次ぐシェアを誇っています。下関市に本店を構えており、地域密着型の金融機関です。住宅ローン商品は以下の2種類があります。
| 商品名 |
金利 |
しんきん保証付 にししん住宅ローン |
変動金利 手数料定額型 年1.100%~ |
にししん住宅ローン住まいる いちばんネクストⅤ |
変動金利 手数料定額型 年1.100%~ |
※2026年7月現在の適用金利です。
上記の2種類の住宅ローンは借入金利や金利タイプに違いはありませんが、保証会社、融資金額、利用できる年齢条件に違いがあります。
| 商品名 |
保証会社 |
融資金額 |
利用できる年齢条件 |
しんきん保証付 にししん住宅ローン |
しんきん保証基金 |
50万円以上 2億円以内 |
申込時満20歳以上 満69歳以下(完済時満80歳以下) |
住まいるいちばん ネクストV |
全国保証 |
100万円以上 2億円以内 |
申込時満20歳以上 |
しんきん保証付にししん住宅ローン、にししん住宅ローン住まいるいちばんネクストVどちらの住宅ローンも、団信への加入が原則となります。また、にししん住宅ローン住まいるいちばんネクストV の場合、団信の種類それぞれに年齢条件があるため、詳しくは公式サイトをご確認ください。
参考元:西中国信用金庫|個人のお客様|かりたい>>参考コラム:【2026年】今後の住宅ローン金利はどうなる?日銀の政策や経済情勢を読み解く
返済額をシミュレーションしてみよう
ALT_写真3-グラフと電卓 .jpg 61.22 KB山口県の主要な金融機関の住宅ローン商品をご紹介しましたが、「借入金利だけを見ても、実際の返済イメージが湧きにくい」という方も多いのではないでしょうか。
無理のない返済計画を立てるためには、具体的な返済額を試算してみることが大切です。仮に5,000万円借入した場合、返済額が実際にいくらになるのかシミュレーションしてみましょう。
| 金利タイプ |
金利 |
返済額 |
| 変動金利 |
年1.125% |
約14.4万円/月(総額6,051万円) |
| 長期固定金利型 |
年3.360% |
約20.3万円/月(総額8,510万円) |
※いずれの借入額の場合も「返済期間35年」「元利均等返済」「ボーナス返済なし(すべて毎月返済)」で試算しています。
※住宅ローンの契約には、別途保証料や手数料などの諸費用が必要です。
金利や金利タイプによって、毎月の返済額や総返済額に大きな差が出ることが分かります。また、ここで気を付けておきたいのが、変動金利や固定金利選択型は、金利の変動に伴い返済額が変わる場合がある点です。特に変動金利はその名のとおり、金利が変動するため、金利が上がれば月々の返済額も上がります。住宅ローンは金融機関や商品によって金利が異なるため、自分に合った商品を選ぶことが非常に大切です。
>>参考コラム:住宅ローンの目安は年収の何倍?無理のない返済額を年収別にシミュレーション
住宅ローンを組むときの流れ・注意点は?
住宅ローンは人生の中でも「最も大きな買い物」を支える大切な契約です。ローンを組むこと自体初めての方は分からないことが多く、不安を感じるのも当然のことでしょう。だからこそ、事前の「正しい準備」が大切です。ここからは、住宅ローンを組むための具体的な流れや注意点などを解説していきます。
住宅ローンを組む手順
ALT_写真4-黒板に書かれたマイホーム・住宅購入までの流れ・ステップ .jpg 67.95 KB住宅ローン借入までの基本的な流れは、以下の通りです。
住宅ローンの「事前審査(仮審査)」と物件購入の申し込み
事前審査通過後、「不動産売買契約」を結ぶ
住宅ローンの「本審査」
本審査通過後、「金銭消費貸借契約」を結ぶ
融資実行
事前審査から融資実行までの期間は一般的に約1か月半ですが、審査を申し込む時期や申込人の状況によって異なります。必要書類の準備や書類の書き方などを事前に把握しておくだけでも、手続きをぐっとスムーズに進められるようになります。
どのような費用が住宅ローンに含まれる?
マイホームの購入には、建物の建築費や土地の購入費以外にも、さまざまな費用(諸費用)がかかります。そのなかには、住宅ローンに含まれるものと、基本的には組み込めず、自己資金で用意しなければならないものがあります。後悔のない資金計画を立てるためにも、それぞれの違いをあらかじめ把握しておきましょう。
<住宅ローンに含まれる費用>
・土地取得費用
・本体工事費
・別途工事費(外構や太陽光発電設備などの本体工事費以外で発生する工事費)
・設計監理費
・オプション費用
・諸費用 など
<住宅ローンに含まれない費用>
・税金
・引っ越し費用
・家具や家電の購入費
・カーテンや照明の一部(備え付けではない、嗜好性の高い設備)
・外構の装飾工事(生活に必要ではない、装飾目的の工事) など
金融機関によっては、この記事で「住宅ローンに含まれない」としている費用も、本体のローンに組み込める場合があります。
どこまでをローンの対象にできるかは金融機関ごとに異なるため、詳しくは各金融機関の公式サイトや「商品概要説明書」の資金用途欄をご確認ください。
>>参考コラム:住宅ローンで土地だけ先に購入できる?知っておきたい流れと注意点を解説
頭金は必要?
住宅ローンは頭金なしでも組めます。ただし、頭金を支払うことで「借入額が減り、毎月の返済額や総返済額を抑えられ、審査に通りやすくなる」というメリットがあります。一方で、無理をして頭金を払いすぎると手元の現金が減り、失業や病気といった不測の事態への備えが薄くなってしまう点には注意が必要です。頭金を支払う場合は「物件価格の10~20%」を目安とし、現在の貯蓄額や将来のライフプランに合わせて無理のないバランスを慎重に決めていきましょう。
住宅ローンを組むならチェックすべき!「団体信用生命保険(団信)」について
団体信用生命保険(団信)は、ローン契約者が亡くなったり、所定の重度の障害を負ったりして返済ができなくなった際、保険金で住宅ローンの残高を完済(相殺)してくれる生命保険のことです。万が一のときでもローンの返済負担がゼロになるため、残されたご家族はそのまま安心してマイホームに住み続けることができます。
住宅ローンを組む際の注意点
ALT_写真5-アテンション文字ブロック .jpg 66.12 KB住宅ローンを組む際は多くの注意点がありますが、主に以下4つのポイントを意識しましょう。
・複数の金融機関の住宅ローンの種類や金利タイプを比較し、それぞれのリスクを理解する
・借入に必要な諸経費(手数料や保険料、税金など)をあらかじめ確認しておく
・金利の低さだけで判断せず、総返済額や諸費用を含め、総合的に判断する
・返せる額と借りられる額の違いを理解する
住宅ローンは、目先の安さだけで選ぶのではなく、これからの暮らし全体のバランスを見据えて選ぶことが大切です。とはいえ、初めての家づくりで「自分たちだけで安心な資金計画を立てられるか心配…」という方も多いのではないでしょうか。そんなときは、家づくりと資金計画のプロに頼るのがおすすめです。
>>参考コラム:注文住宅を検討中の方必見!住宅ローン情報まとめと組む手順や注意点を解説
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