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注文住宅の基礎知識

太田市の水害・地震リスクとは?注文住宅の耐震性など家づくりのポイントも紹介

更新日 2025.12.22 / 公開日 2024.11.11
#高耐震 #新築 #一戸建て #マイホーム #注文住宅

群馬県太田市には、水害や土砂災害、地震被害のリスクが高いエリアがあります。そこで、今回は、注文住宅を建てる前に知っておくべき太田市の災害リスクを紹介します。水害対策や耐震性能など、災害に強い家を建てるポイントもまとめたので、ぜひマイホーム計画にお役立てください。

木目のアーチが特徴の外観

群馬県太田市刀水橋の空撮
写真②群馬県太田市刀水橋の空撮-min.jpg 94.31 KB
群馬県の南東部に位置する太田市は、関東平野の北部にあたります。市の南側には利根川、北側には渡良瀬川が流れており、水流の豊富な河川に挟まれた地域です。それぞれの河川により形成された扇状地や沖積地、洪積地が見られるのが特徴。扇状地は土砂災害のリスク、沖積地は水害・震災のリスクが高いとされる一方、洪積地は地震に強いといわれています。そのため、太田市で家を建てる際は、土地の特徴を見極めることが重要です。

参考元:太田市|金山の地形と地質
参考元:太田市|太田市のあらまし

防災マップ
写真③防災マップ-min .jpg 76.74 KB
太田市は地形の特徴から、水害や土砂災害などの自然災害に注意が必要です。過去にも大きな自然災害が生じている太田市。ハザードマップから、どのような災害リスクがあるのかチェックしていきましょう。
太田市に流れる河川は、利根川や渡良瀬川だけではありません。早川や石田川、蛇川などが流れています。河川周辺では、台風や大雨の際に、洪水や浸水といった災害が発生しやすいものです。
2019年の10月に生じた東日本台風では、早川・蛇川・石田川の太田市内における観測地点で、氾濫危険水位を越える増水が確認されました。また、太田市牛沢町で内水氾濫が生じた他、市内で27件の道路冠水が報告されています。浸水被害を受けた住宅は、333棟に上りました。

参考元:群馬県|令和元年洪水記録
参考元:太田市|令和元年東日本台風(台風第19号)【被害概要等報告書】(第2版)P.10

太田市の浸水リスクが高いエリア

太田市のハザードマップでは、想定する浸水の深さを「大人の膝ほどの高さにあたる0.5m」から「建物の5~7階が浸水する程度の20m」まで5段階に分けて表示しています。特に河川周辺地域では、浸水の深さが5m以上になるとされる地域が多く、注意が必要です。なかでも浸水リスクの高いエリアを以下にまとめました。

・只上(ただかり)町
・清原町
・武蔵島町
・押切町
・堀口町
・前小屋町 など


渡良瀬川や利根川に近い上記のエリアは、家屋倒壊等氾濫想定区域にも該当しており、より水害リスクが高いといえます。

参考元:太田市|太田市防災マップ
がけ崩れや地すべり、土石流が発生する土砂災害。太田市では、これまで記録的な土砂災害は報告されていません。とはいえ、太田市には北部から市内中央エリアにかけて八王子・金山丘陵があり、土砂災害の発生が懸念されています。先述の東日本台風でも、それぞれの周辺地域で土砂崩れなどの被害が生じました。

参考元:太田市|金山の地形と地質
参考元:太田市|太田市 地域防災計画 概要版 市民版
参考元:太田市|令和元年東日本台風(台風第19号)【被害概要等報告書】(第2版)

太田市で土砂災害が起こりやすいエリア

太田市のハザードマップ上で、土砂災害のリスク高いとされている地域は以下のとおりです。

・藪塚町
・吉沢町
・北金井町
・長手町
・金山町
・大島町
・熊野町 など


上記の地域はいずれも八王子・金山丘陵周辺に位置しており、土砂災害警戒区域または土砂災害特別警戒区域に指定されています。

参考元:太田市|太田市防災マップ
参考元:群馬県|土砂災害警戒区域等の指定について(太田市)

地震で被害を受けた家
写真④地震で被害を受けた家-min.jpg 70.91 KB
太田市ではこれまで大規模な地震被害についての報告はありませんが、2011年3月11日に起きた東日本大震災では、震度5強を記録しています。また、2014年9月16日に生じた茨城県南部を震源とする地震では、震度5弱の揺れが観測されました。さらに、太田断層や関東平野北西縁断層帯主部などが近いことから、大規模な地震に備える必要があります。

参考元:群馬県|東日本大震災に関する記録-群馬県- 第1章 東日本大震災の概要(3)群馬県内の地震の状況
参考元:前橋地方気象台|群馬県における地震観測と過去の地震

太田市で地震の影響を受けやすいエリア

太田市では地震防災マップとして「揺れやすさマップ」が作成されています。特に太田断層に由来するマグニチュード7.1の地震発生を想定した場合には、以下のエリアで震度7の揺れを観測すると予想されるため、注意が必要です。

・藤阿久町
・新野(にいの)町
・新道(しんどう)町
・鳥山中町
・新田市野井町
・新田市(にったいち)町
・新田反町町
・泉町
・寺井町
・安養寺町 など


上記以外に、東今泉町や庄屋町など、ピンポイントで震度7の揺れが予測されている場所もあります。また、関東平野北西縁断層帯主部による地震を想定した場合には、太田市の南西部を中心に、上記とは異なるエリアで震度6の揺れが予想されているため、それぞれの揺れやすさマップをしっかり確認しておきましょう。

参考元:太田市|太田市地震防災マップ 太田断層による地震 揺れやすさマップ
参考元:太田市|太田市地震防災マップ 関東平野北西縁断層帯主部による地震 揺れやすさマップ

太田市の液状化に気をつけたいエリア

地震発生時に生じる被害として、土地の液状化にも気をつけなければなりません。液状化は、地中で結合している砂の粒子が地震の揺れによりバラバラになることで、地盤が液体のようになる現象です。地盤が液状化すると、家屋が沈んだり傾いたりする恐れがあります。
太田市で地震による液状化が想定されている主なエリアは以下の通りです。

・前小屋町
・二ツ小屋町
・大舘町 など


太田市の南部に位置するエリアで、特に液状化のリスクが高いとされています。また、盛土を行った造成宅地でも、地震の際に液状化が生じる可能性があります。さらに大規模な盛土造成地では、地震の揺れにより土地全体が滑るように崩落する被害が懸念されており注意が必要です。太田市には強戸町・藪塚町・熊野町に大規模盛土造成地があります。これらのエリアが必ずしも危険なわけではありませんが、頭に入れておいて損はないでしょう。

参考元:群馬県|群馬県地震被害想定調査 報告書
参考元:太田市|大規模盛土造成地マップ

>>参考コラム:【注文住宅の耐震関連情報】地震災害が生じやすい場所の特徴とは?

災害発生後の証明書発行
写真⑤災害発生後の証明書発行.jpg 66.03 KB
太田市では、災害により住宅被害および人的被害を受けた場合に、見舞金を支給しています。住宅被害においては状況により見舞金の金額が異なりますが、準半壊に至った場合に保証制度が適応されます。
ここではその一部として、複数世帯が居住する家屋が被災した場合の見舞金額をまとめました。

住宅被害の状況 1世帯に支給される見舞金
全壊または全焼 55,000円
大規模半壊 45,000円
中規模半壊または半焼 35,000円
半壊 25,000円
準半壊 15,000円


なお、一部破損など準半壊に至らない場合は、保証の対象外となります。

参考元:太田市|太田市災害見舞金
参考元:太田市|災害見舞金適用表

住居模型と耐震補強用工具
写真⑥住居模型と耐震補強用工具.jpg 91.86 KB
ここからは、太田市で災害に強い住宅を建てる方法を紹介します。
太田市は海に面していないことから津波の心配はありませんが、浸水被害を受けやすい平地を避け、高台の土地を検討するのも一つの方法です。さらに高台は、硬質地盤であることが多く、地震の揺れに強い傾向があります。とはいえ、あまりにも山に近い場合、土砂災害の危険性は否定できません。ハザードマップを確認し、よりリスクの少ない土地を探しましょう。
なお、太田市内では、以下のエリアで標高が高く、かつ土砂災害のリスクも少ないとされています。

・大鷲町
・緑町
・城西町
・新田小金(にったこきん)町
・新田天良(にったてんら)町
・新田萩町(にったはぎ)町 など


土地を探す際には、加えて周辺環境の利便性なども考慮しましょう。

参考元:国土交通省 国土地理院|地理院地図 群馬県太田市
参考元:太田市|太田市防災マップ
参考元:国土交通省 国土地理院|地形から学ぶ災害危険性
住宅を建築する前には、地盤調査が欠かせません。災害リスクを軽減するためには、地盤の強い土地に家を建てることが重要です。また、状況ごとに適した地盤改良を行うことで、土地の強度を高められるでしょう。
R+houseネットワークの工務店では、地盤調査や改良を行っています。
水害に強い家づくりの工夫として以下の4つのポイントが挙げられます。

・盛土により敷地を高くする
・住宅の基礎部分を高床にする
・電気設備を高い位置に設置する
・住宅を防水性に長けた塀で囲む


浸水リスクの高いエリアが点在している太田市では、住まいの水害対策も取り入れたいところです。住宅の床上部分が高くなる工夫の他、万が一浸水した場合に住宅設備の被害を小さくする対策を講じましょう。

>>参考コラム:注文住宅でできる水害対策は?ハザードマップの見方や高リスクな場所も紹介
地震による被害を軽減するためには、住宅の耐震性を高めて建物自体を強くしたり、揺れを伝わりにくくする免震構造を取り入れたりといった対策も重要です。特に、注文住宅を建てるなら、部材や構造により耐震性を高めるのが近道でしょう。
耐震性の高さは、1~3の耐震等級で表されます。より地震に強い家を建てるなら、震度5強の1.5倍の力に対しても損傷が生じない「耐震等級3」に当たる住宅性能を確保しましょう。
R+houseネットワークの工務店では、耐震等級3の住宅を実現可能です。

参考元:国土交通省|新築住宅の住宅性能表示制度かんたんガイド

>>参考コラム:耐震とは?快適な暮らしに必要な耐震の知識|メリット・デメリットも解説
>>参考コラム:耐震等級が高い住宅のメリットとは?地震対策の3つの工法についても紹介

吹き抜け玄関と引き戸が仕切りの教室スペースとリビング
写真⑦京都府_吹き抜け玄関と引き戸が仕切りの教室スペースとリビング (1).jpg 221.78 KB
豊かな水量を誇る河川に囲まれている太田市では、自然災害のなかでもとくに水害や土砂災害に気をつけなければなりません。また、いつ起きてもおかしくない地震に備えておくことも重要です。マイホーム計画を進める際は、ハザードマップを確認するとともに、今回紹介したエリア情報や住まいの工夫も是非ご活用ください。
R+houseネットワークの工務店では、耐震性だけでなく断熱性・気密性にも優れた家づくりが可能です。コストパフォーマンスの高さにもこだわっており、建築家と一緒にこだわりを詰め込んだマイホームを無理のない価格で実現できます。太田市周辺で注文住宅をお考えの方は、お近くのR+houseネットワークの工務店にお問い合わせください。

>>太田市で安心安全な暮らしが叶う、R+houseネットワークの高性能住宅について詳しくはこちら

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